lsimplot
追加のプロット カスタマイズ オプションを使用して任意の入力に対する動的システムのシミュレーションされた時間応答をプロットする
構文
説明
lsimplot
では、lsim
よりも広範囲のプロット カスタマイズ オプションを使用して、任意の入力に対する動的システムのシミュレーションされた時間応答をプロットできます。lsimplot
を使用してプロット ハンドルを取得し、それを使用して軸座標のラベル、軸座標の範囲、軸座標の単位の変更など、プロットをカスタマイズできます。lsimplot
を使用して、座標軸ハンドルで表される既存の座標軸のセット上にシミュレーションされた時間応答プロットを描画することもできます。プロット ハンドルを使用して既存のシミュレーションされた時間応答プロットをカスタマイズするには、次の手順に従います。
プロット ハンドルを取得
getoptions
を使用してオプション セットを取得setoptions
を使用してプロットを更新し、必要なオプションを変更
詳細については、コマンド ラインからの応答プロットのカスタマイズを参照してください。既定のオプションを使用してシミュレーションされた時間応答プロットを作成するか、シミュレーションされた応答データを抽出するには、lsim
を使用します。
は、動的システム モデル h
= lsimplot(sys
)sys
に対して、駆動入力、時間ベクトルおよび初期状態を対話的に指定できる線形シミュレーション ツールを開きます。また、プロット ハンドル h
を返します。getoptions
コマンドと setoptions
コマンドを使ってプロットをカスタマイズするために、このハンドル h
を使用できます。
線形解析に線形シミュレーション ツールを使用する方法の詳細については、線形シミュレーション ツールの使用を参照してください。
は、h
= lsimplot(___,plotoptions
)plotoptions
で指定されたオプション セットを使用してシミュレーションされた応答をプロットします。これらのオプションを使用して、コマンド ラインからプロットの外観をカスタマイズできます。plotoptions
に指定する設定は、lsimplot
を実行する MATLAB® セッションの基本設定をオーバーライドします。したがって、ローカルの基本設定にかかわらず、同じ外観の複数のプロットを生成するスクリプトを記述する場合、この構文が有用です。
例
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入