メインコンテンツ

setoptions

(非推奨) 線形解析プロット オブジェクトのオプションを設定

setoptions は推奨されません。プロット オプションを設定するには、ドット表記を使用してチャート オブジェクトのプロパティにアクセスしてください。詳細については、非推奨を参照してください。

idplotspectrumplot に対しては、setoptions が引き続き推奨されます。詳細については、setoptions (System Identification Toolbox) を参照してください。

説明

setoptions(plotobj,opts) は、線形解析チャート オブジェクト plotobj に関連付けられたプロットのオプションを opts で指定されたオプションに設定します。

setoptions(plotobj,Name=Value) は、名前と値の引数を使用して 1 つ以上のプロット オプションを指定します。たとえば、setoptions(bp,PhaseUnit="rad") は、ボード線図 bp の位相単位をラジアンに設定します。

特定のプロット タイプのサポートされているオプションを確認するには、opts で示されている対応するオプション オブジェクトのページを参照してください。

setoptions(plotobj,opts,Name=Value) は、最初に opts の値を使用してオプションを設定してから、1 つ以上の名前と値の引数を使用して特定のオプションをオーバーライドします。

すべて折りたたむ

この例では、3 つの入力、3 つの出力および 3 つの状態をもつ MIMO 状態空間モデルについて考えます。赤のグリッド ラインをもつインパルス プロットを作成します。

MIMO 状態空間モデル sys_mimo を作成します。

J = [8 -3 -3; -3 8 -3; -3 -3 8];
F = 0.2*eye(3);
A = -J\F;
B = inv(J);
C = eye(3);
D = 0;
sys_mimo = ss(A,B,C,D);
size(sys_mimo)

プロット ハンドル h を使ってインパルス プロットを作成し、利用可能なオプションのリストに対して getoptions を使用します。

h = impulseplot(sys_mimo)
p = getoptions(h)

setoptions を使用して必要なカスタマイズでプロットを更新します。

setoptions(h,'Grid','on','GridColor',[1 0 0]);

setoptions を呼び出すと、インパルス プロットは自動的に更新されます。MIMO モデルの場合、impulseplot はプロットのグリッドを生成し、各プロットは 1 組の I/O のインパルス応答を表示します。

入力引数

すべて折りたたむ

プロット。次のチャート オブジェクトのいずれかとして指定します。

チャート オブジェクト説明
impulseplotインパルス応答
initialplot初期条件応答
lsimplot任意の入力に対するシミュレートされた時間応答
stepplotステップ プロット
bodeplot周波数応答プロット
nicholsplotニコルス線図
nyquistplotナイキスト線図
sigmaplot特異値プロット
pzplotインパルス プロット
iopzplot入出力ペアの極-零点配置図
rlocusplot根軌跡プロット
hsvplotハンケル特異値プロット

プロット オプション。plotobj で指定したチャート オブジェクトに応じて、次のプロット オプション オブジェクトのいずれかとして指定します。

既存のチャート オブジェクトからオプションを取得するには、getoptions を使用します。

代替機能

線形解析プロット オブジェクトのプロパティ値は、ドット表記を使用して設定することもできます。たとえば、ボード線図の位相単位をラジアンに設定します。

bp = bodeplot(sys);
bp.PhaseUnits = "rad";

バージョン履歴

R2006a より前に導入

すべて展開する