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siteviewer

サイトを可視化するサイト ビューアー マップ ディスプレイの作成

説明

送信機サイトや受信機サイトを可視化するマップ ビューアーを作成するには、siteviewer オブジェクトを使用します。

メモ

  • サイト ビューアーは 3 次元マップ ディスプレイで、WebGL™ のためのハードウェア グラフィックス サポートが必要です。

  • このオブジェクトは CoordinateSystem プロパティが 'geographic' に設定されたアンテナ サイトのみをサポートします。

作成

説明

viewer = siteviewer は、送信機サイトまたは受信機サイトを可視化する サイト ビューアー マップ ディスプレイを作成します。

viewer = siteviewer(Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアで指定されるプロパティを使用してサイト ビューアー マップ ディスプレイを作成します。指定しないプロパティでは、既定値が保持されます。

プロパティ

すべて展開する

マップ ビューアー ウィンドウに表示するキャプション。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

データ型: char | string

マップ ビューアー ウィンドウのピクセル単位のサイズと位置。[left bottom width height] の形式で 4 要素の整数値ベクトルとして指定します。既定値は画面の解像度により異なり、ウィンドウは幅 800 ピクセル、高さ 600 ピクセルで画面の中央に配置されます。

データ型: double

サイトの可視化に使用するマップ画像。次のいずれかとして指定します。

  • 'satellite' - ESRI が提供する衛星画像

  • 'streets' - ESRI が提供する市街地図。

  • 'openstreetmap' - OpenStreetMap が提供する市街地図。

  • 'darkwater' - 地表がライト グレーで水域がダーク グレーの 2 色マップ。

  • 'grayland' - 地表がグレーで水域が白の 2 色マップ。

  • 'bluegreen' - 地表が緑で水域が青の 2 色マップ。

  • 'colorterrain' - 標高と気候から得られた陰影起伏マップ。

  • 'grayterrain' - グレーの濃淡による陰影起伏マップ。

  • 'landcover' - 衛星データから得られた陰影起伏マップ。

境界と領域ラベルの配置はデータ ベンダーが提供する特徴を示すものであり、MathWorks® の承認を意味するものではありません。

データ型: char | string

サイト可視化と地形計算実行のためのデータ。addCustomTerrain (Antenna Toolbox) を使用して前に追加した文字ベクトルまたはスカラー、または以下のいずれかのオプションとして指定します。

  • 'none' - すべての場所で地形標高が 0 です。

  • 'gmted2010' - USGS GMTED2010 地形データ。このオプションには、インターネット接続が必要です。

サイト ビューアーが作成されると、このプロパティは読み取り専用になります。

制限については、Limitations (Antenna Toolbox)を参照してください。

データ型: char | string

建物データとして使用する OpenStreetMap (.osm) ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。ファイルは現在のディレクトリ、または MATLAB パス上のディレクトリになければなりません。ファイルへの絶対パスまたは相対パスを使用して、データを指定することもできます。既定の設定では、この値は空です。

サイト ビューアーが作成されると、このプロパティは読み取り専用になります。

制限については、Limitations (Antenna Toolbox)を参照してください。

データ型: char | string

オブジェクト関数

clearMapマップの可視化のクリア
closeマップ ビューアー ウィンドウを閉じる

すべて折りたたむ

既定のサイト ビューアー マップ ディスプレイを作成します。

viewer = siteviewer;

streets ベースマップを使用してサイト ビューアーを起動します。

viewer = siteviewer("Basemap","streets");

このマップ上に送信機サイトを表示します。

tx = txsite;
show(tx)

2 つのサイト ビューアー ウィンドウを起動します。

一方のサイト ビューアー ウィンドウでは、地形モデルを使用します。

viewer1 = siteviewer("Terrain","gmted2010","Name","Site Viewer (Using Terrain)");

2 番目のサイト ビューアー ウィンドウでは、地形モデルを使用しません。

viewer2 = siteviewer("Terrain","none","Name","Site Viewer (No Terrain)");

送信機サイトを作成します。

tx = txsite;

各ウィンドウ上にカバレッジ マップを生成します。地形のあるマップは、既定で Longley-Rice 伝播モデルを使用します。

coverage(tx,"Map",viewer1)

地形のないマップは、既定で自由空間モデルを使用します。

coverage(tx,"Map",viewer2)

マップを閉じます。

close(viewer1)
close(viewer2)

Manhattan のベースマップと建物ファイルを使用して siteviewer マップ ウィンドウを起動します。osm ファイルの詳細については、[1] を参照してください。

viewer = siteviewer("Basemap","openstreetmap",...
       "Buildings","manhattan.osm");

建物の上に送信機サイトを表示します。

tx = txsite("Latitude",40.7107,...
       "Longitude",-74.0114,...
       "AntennaHeight",50);
show(tx) 

付録

[1] osm ファイルは、クラウドソーシングによる世界中の地図データへのアクセスを提供する https://www.openstreetmap.org からダウンロードされたものです。このデータは Open Data Commons Open Database License (ODbL) https://opendatacommons.org/licenses/odbl/ によりライセンスされています。

OpenTopoMap® ベースマップ上の位置を表示するカスタム ベースマップを追加します。その後、siteviewer からカスタム ベースマップを削除します。

以下を行うためにシミュレーション変数を初期化します。

  • カスタム ベースマップを指定するために使用する名前を定義します。

  • マップ データを提供する Web サイトを指定します。URL の最初の文字は、データを取得するために使用するサーバーを示します。負荷分散のために、プロバイダーには使用可能な 3 つのサーバー a、b、c があります。

  • マップ データのプロバイダーのクレジットを示すためにマップ上に表示する属性を作成します。Web マップ プロバイダーが、属性に関する特定の要件を定義している場合があります。

  • カスタム マップの表示名を定義します。

name = 'opentopomap';
url = 'a.tile.opentopomap.org';
copyright = char(uint8(169));
attribution = copyright + "OpenStreetMap contributors";
displayName = 'Open Topo Map';

addCustomBasemap を使用してカスタム ベースマップを読み込んでから、カスタム ベースマップを読み込む siteviewer オブジェクトを作成します。

addCustomBasemap(name,url,'Attribution',attribution','DisplayName',displayName)
viewer = siteviewer('Basemap',name);

カスタム ベースマップを siteviewer に追加すると、今後 siteviewer を呼び出すときにカスタム ベースマップを使用できます。'Open Topo Map' アイコンが [Imagery] タブ内に表示されることに注意してください。

siteviewer;

removeCustomBasemap を使用して、今後呼び出される siteviewer からカスタム ベースマップを削除します。'Open Topo Map' アイコンが [Imagery] タブ内に表示されなくなったことに注意してください。

removeCustomBasemap(name)
siteviewer;

制限

地形

  • 既定の地形にアクセスするには、インターネット接続が必要です。インターネット接続が存在しない場合、サイト ビューアーはプロパティ Terrain'none' を自動的に使用します。

  • addCustomTerrain (Antenna Toolbox) で使用するカスタム DTED 地形ファイルは、USGS EarthExplorer などを使用して MATLAB® 外から取得しなければなりません。

  • カスタム地形を使用する場合、解析は地形領域に制限されます。たとえば、txsite または rxsite を領域外に表示しようとすると、エラーが発生します。

建物

  • https://www.openstreetmap.org から取得した OpenStreetMap ファイルは、クラウドソーシングによる地図データであり、建物データの完全性と正確性は地図上の位置によって異なる場合があります。

  • https://www.openstreetmap.org からデータをダウンロードする場合、期待される建物の特徴をすべて確実に取得できるように、必要な領域よりも広いエクスポート領域を選択します。選択したエクスポート領域の端にある建物の特徴が失われる場合があります。

  • 建物の形状と特徴は、建物の 3 次元表示に関する OpenStreetMap の推奨事項に従って、ファイルから解釈されます。

R2019b で導入