現場ですぐ試すAI実装 ~データ取りや特性確認等の泥臭いところを中心に~
概要
AI技術をベースとしたシステムを実際の現場に実装する際には、机上でのAIアルゴリズム検討だけでなく、"データの計測"、"特性の可視化"、"特徴量の吟味"、"ハードウェアデバイスや周辺部品の選定"等、様々な泥臭い作業が必要です。本セミナーでは、その様な"地味"な作業にフォーカスします。題材としては、Raspberry Piと一体型の加速度センサーを用いて小型ファンの振動を計測し、その振動情報からファンの状態を予測、さらに、その情報を遠隔で監視するシステムを取り上げます。なお、本セミナーの視聴に、以下は"必要ありません"。
- 信号処理の基礎知識
- 機械学習の基礎知識
- Raspberry Piの使用経験
- MATLAB、Simulinkの使用経験
講演者について
竹本 佳充(たけもと よしのぶ)MathWorksアプリケーションエンジニア
生体信号処理で学位取得。ケーブルテレビ施設向け光送受信機等の広帯域伝送システムおよびその周辺装置の設計・開発に従事。2009年より現職。音声・音響、センサー、生体信号等の時系列信号処理に関連する業務を担当。
録画: 2022 年 7 月 20 日