MATLAB

新しいデスクトップ

デスクトップの左、右、下にあるカスタマイズ可能なサイドバーから、デスクトップツールやパネルにすばやくアクセスすることができます。このサイドバーでレイアウトをカスタマイズして、特定のタスクに必要なパネルのみを表示できます。テーマ (ライト、ダーク、システム) を使用すると、MATLAB のデスクトップ、Figure、アプリの色を変更できます。また、デスクトップ検索から直接アプリを起動し、設定にアクセスして、ヘルプ、例、MATLAB Answers を検索できるようになりました。

ソース管理パネルには、変更の表示オプションが強調表示されたファイルの右クリック メニューが表示されています。

コーディングとソフトウェア開発に対応したパネル

デスクトップには、頻度の高いコーディング作業やソフトウェア開発タスクに適した新しいサイドパネルが採用されています。これには、デバッガー、プロジェクト、ソース管理、テストブラウザー、コードの問題、コードアウトラインが含まれています。各パネルには、タスクに特化した情報と機能が表示されます。

Figure コンテナーとツールストリップ

Figure は、既定で、Figure コンテナー内にドッキングされたタブとして開けるようになりました。このコンテナーのレイアウトはカスタマイズが可能で、複数の Figure を並べて表示したり、タブを再配置したり、ドッキングを解除したりすることができます。Figure コンテナーのツールストリップを使用すると、Figure をカスタマイズして注釈を付けることができます。カスタマイズの再現に必要な MATLAB コードはすべて自動生成されます。

速度、位置、軌跡データの複数のプロットが 2D や 3D で表示された MATLAB インターフェイス。

その他の機能

  • プレーン テキスト ファイル形式 (.m) でライブスクリプトと関数を保存します。
  • table や timetable のデータに対して、スパークラインや要約統計量を表示します。
  • ライブスクリプトにビデオを埋め込みます。
  • スクリーンリーダーとキーボード機能を使用して、コマンドウィンドウで対話しながら、デスクトップ内を移動して、MATLAB コードファイルを作成、編集します。

詳細については、リリースノートをご覧ください。

よくある質問

MATLAB デスクトップのレイアウトをカスタマイズするには、デスクトップの左、右、下にあるサイドバー間でパネルをクリックしてドラッグします。

はい、MATLAB デスクトップのテーマは、既定ではシステムに合わせて表示する設定になっています。設定を使用すると、デスクトップテーマをライト、ダーク、システムに切り替えることができます。

はい、MATLAB の外観設定で、テキストと背景、構文の強調表示、出力などの各要素の色をカスタマイズすることができます。詳細については、「デスクトップのカラーテーマの変更」を参照してください。

Figure タブを Figure コンテナーの外にドラッグするか、タブを右クリックして [ドックから出す] を選択する、または [ドキュメント アクション] メニューを使用することで Figure のドッキングを解除できます。Figure を Figure コンテナーに戻すには、[ドックに入れる] ボタンを使用します。

分離されたソース管理パネルは、プロジェクト外で変更を追跡するためにソース管理を実行したいユーザーを対象としています。プロジェクトパネルは、新しいシンプルなインターフェイスを特徴として、引き続きソース管理との統合をサポートしています。

[パネルを開く] ダイアログ ボックス。プロジェクトとソース管理のオプションが緑色の線で囲まれています。

いいえ、Simulink エディターにはダークモードはありません。

はい、MATLAB デスクトップのフィードバック フォームをご利用いただけます。[ホーム] タブの [リソース] セクションで [フィードバック] ボタンを選択してください。

MATLAB Answers で他のユーザーが同様の問題に直面していないか検索するか、MathWorks テクニカル サポートにお問い合わせください

MATLAB Copilot は、MATLAB R2025a リリースの新製品です。詳細については、Copilot 製品ページを参照してください。

アップグレード前の考慮事項

新しいデスクトップは、Web 技術を用いて構築されています。この変更は主に対話形式のワークフローとグラフィックスに影響しますが、言語の実行に基本的な変更はありません。この移行の一端として生じる非互換性については、リリースノート (環境グラフィックスアプリの作成) に記載されています。高いパフォーマンスが求められるワークフローを含むアプリケーションの場合は、コードを最適化するために、「グラフィックス パフォーマンス」に関するガイダンスを確認してください。