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Simulation 3D Message Set
Unreal Engine 可視化環境へのデータの送信
ライブラリ:
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説明
メモ
Simulation 3D Message Set ブロックを含むモデルのシミュレーションには、Simulink® 3D Animation™ が必要です。
Simulation 3D Message Set ブロックは、Unreal Engine® 3D 可視化環境にデータを送信します。モデルで、Simulation 3D Scene Configuration ブロックが Simulation 3D Message Set ブロックと同じレベルにあることを確認します。
ヒント
Simulation 3D Message Set ブロックが Simulation 3D Scene Configuration ブロックよりも先に実行されることを確認します。これにより、Simulation 3D Message Set で信号データが準備されてから、そのデータを Unreal Engine 3D 可視化環境で受信するようになります。ブロックの実行順序を確認するには、ブロックを右クリックして [プロパティ] を選択します。[一般] タブで、[優先順位] の設定が次のようになっていることを確認します。
Simulation 3D Scene Configuration —
0Simulation 3D Message Set —
-1
実行順序の詳細については、実行順序の制御と表示を参照してください。
データを受信するためのシーンの構成
このブロックを使用するには、Simulink モデルからデータを受信するように Unreal Engine 環境のシーンを構成する必要があります。
車両運動のシミュレーションのための 3D シーンのカスタマイズをインストールします。
Unreal® Editor で、Simulink からデータを受信するための次の一般的なワークフローに従います。詳細については、Unreal Engine 可視化環境との通信の開始を参照してください。
Unreal Engine ユーザー
ワークフロー ブループリント
Simulink モデルから受信するデータ型に対応する
Sim3DGetアクターをインスタンス化します。次の例は、Unreal Editor のSim3DGetのデータ型を示しています。
Simulation 3D Message Set ブロックの [信号名] パラメーターと一致するアクターのタグ名を指定します。
レベル ブループリントに移動します。
Simulink モデルから受信するデータ型とサイズに基づいて、
Sim3DGetアクター クラスのブループリント メソッドを調べます。たとえば、次の Unreal Editor の図から、
int32データ型のサイズのスカラーを受信するSim3DGetIntegerアクター クラスのメソッドはRead Scalar Integerであることがわかります。
シーンをコンパイルして保存します。
メモ
既定では、Double Lane Change シーンは
TrafficLight1というタグ名のSim3DGetIntegerアクターをもちます。C++ クラス
Simulink モデルで操作するメッシュまたはアセットの新しいアクター クラスを作成します。
ASim3dActorからこれを派生させます。新しいアクター クラスで、次を行います。
信号名へのポインターをクラス フィールドとして宣言する。
クラス タグを取得する。
信号リーダーを作成してメソッド
Sim3dSetupでポインターに割り当てる。メソッド
Sim3dStepで、関数ReadSimulation3DMessageを呼び出して Simulink モデルからデータを読み取る。アクターのメソッド
Sim3dReleaseで、信号リーダーを削除する。
Unreal Editor の詳細については、Unreal Engine のドキュメンテーションを参照してください。

