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asin
シンボリック逆正弦関数
構文
説明
例
数値引数およびシンボリック引数に対する逆正弦関数
引数に応じて、asin
は浮動小数点解またはシンボリック厳密解の結果を返します。
次の数値について逆正弦関数を計算します。これらの数値はシンボリック オブジェクトではないため、asin
は浮動小数点の結果を返します。
A = asin([-1, -1/3, -1/2, 1/4, 1/2, sqrt(3)/2, 1])
A = -1.5708 -0.3398 -0.5236 0.2527 0.5236 1.0472 1.5708
シンボリック オブジェクトに変換された数値の逆正弦関数を計算します。ほとんどのシンボリックな (厳密な) 数値に対して、asin
は未解決のシンボリックな呼び出しを返します。
symA = asin(sym([-1, -1/3, -1/2, 1/4, 1/2, sqrt(3)/2, 1]))
symA = [ -pi/2, -asin(1/3), -pi/6, asin(1/4), pi/6, pi/3, pi/2]
vpa
を使用し、これらの解を浮動小数点数で近似します。
vpa(symA)
ans = [ -1.5707963267948966192313216916398,... -0.33983690945412193709639251339176,... -0.52359877559829887307710723054658,... 0.25268025514207865348565743699371,... 0.52359877559829887307710723054658,... 1.0471975511965977461542144610932,... 1.5707963267948966192313216916398]
逆正弦関数のプロット
逆正弦関数を -1 から 1 までの範囲でプロットします。
syms x fplot(asin(x),[-1 1]) grid on
逆正弦関数を含む式の処理
diff
、int
、taylor
および rewrite
などの関数は asin
を含む式を処理することができます。
逆正弦関数の 1 次および 2 次導関数を求めます。
syms x diff(asin(x), x) diff(asin(x), x, x)
ans = 1/(1 - x^2)^(1/2) ans = x/(1 - x^2)^(3/2)
逆正弦関数の不定積分を求めます。
int(asin(x), x)
ans = x*asin(x) + (1 - x^2)^(1/2)
asin(x)
の式のテイラー級数展開を計算します。
taylor(asin(x), x)
ans = (3*x^5)/40 + x^3/6 + x
逆正弦関数を自然対数に書き換えます。
rewrite(asin(x), 'log')
ans = -log((1 - x^2)^(1/2) + x*1i)*1i
入力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入