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wblplot

ワイブル確率プロット

構文

wblplot(x)
wblplot(ax,x)
h = wblplot(___)

説明

wblplot(x) は、x 内のデータの分布をワイブル分布と比較するワイブル確率プロットを作成します。

wblplot は、プラス記号 ('+') マーカーを使用して x 内の各データ点をプロットし、理論的な分布を表す 2 本の基準線を描画します。実線の基準線はデータの 1 番目と 3 番目の四分位数を接続し、破線の基準線はデータの端まで実線を伸ばします。標本データがワイブル分布に従っている場合、データ点は基準線に沿って現れます。ワイブル分布ではない場合、データ プロットが曲がります。

wblplot(ax,x) は、ax によって指定された座標軸にワイブル確率プロットを追加します。

h = wblplot(___) は、前の構文のいずれかの入力引数を使用して、プロットされた線に対応するグラフィックス ハンドルを返します。

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スケール パラメーター 1.2 および形状パラメーター 1.5 をもつワイブル分布からの 50 個の乱数が含まれているベクトル r を生成します。

rng('default')  % For reproducibility
r = wblrnd(1.2,1.5,50,1);

ワイブル確率プロットを作成して、データがワイブル分布から派生しているかどうかを視覚的に判別します。

wblplot(r)

このプロットからは、データがワイブル分布から来ていると考えられます。

2 つの標本データセットを、一方はワイブル分布から、もう一方は対数正規分布から生成します。リリーフォース検定を実行して、各データセットがワイブル分布からのものかどうかを評価します。ワイブル確率プロット (wblplot) を使用して視覚的に比較することにより、検定の判定を確認します。

ワイブル分布から標本を生成します。

rng('default')
data1 = wblrnd(0.5,2,[500,1]);

lillietest を使用して、リリーフォース検定を実行します。ワイブル分布に対してデータを検定するため、データの対数が極値分布に従うかどうかを検定します。

h1 = lillietest(log(data1),'Distribution','extreme value')
h1 = 0

h1 = 0 の戻り値は、lillietest が既定の有意水準 5% で帰無仮説を棄却できないことを示します。ワイブル確率プロットを使用して、検定の判定を確認します。

wblplot(data1)

このプロットは、データがワイブル分布に従うことを示しています。

対数正規分布から標本を生成します。

data2 =lognrnd(5,2,[500,1]);

リリーフォース検定を実行します。

h2 = lillietest(log(data2),'Distribution','extreme value')
h2 = 1

h2 = 1 の戻り値は、lillietest が既定の有意水準 5% で帰無仮説を棄却することを示します。ワイブル確率プロットを使用して、検定の判定を確認します。

wblplot(data2)

このプロットは、データがワイブル分布に従わないことを示しています。

入力引数

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標本データ。数値ベクトルまたは数値行列を指定します。wblplot は記号 '+' を使用して x 内の各値を表示します。x が行列の場合、wblplotx の各列について別々のラインを表示します。

データ型: single | double

ターゲットの座標軸。Axes オブジェクトまたは UIAxes オブジェクトを指定します。wblplot は、ax で指定された座標軸にプロットを追加します。詳細については Axes のプロパティ および UIAxes のプロパティ を参照してください。

現在の Figure の現在の座標軸を取得するには、gca を使用します。

出力引数

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line オブジェクトのグラフィックス ハンドル。Line グラフィックス ハンドルのベクトルとして返されます。グラフィックス ハンドルは、プロットの特定の線のプロパティをクエリおよび変更するために使用できる一意な識別子です。wblplotx の各列について 3 つのハンドルを返します。

  • データ点を表す線。wblplot は、プラス記号 ('+') マーカーを使用して x 内の各データ点を表します。

  • x の各列の 1 番目および 3 番目の四分位数を結合するライン。実線として表されます。

  • x の最小値および最大値まで伸びる四分位線の外挿。破線として表されます。

line オブジェクトのプロパティを表示および設定するには、ドット表記を使用します。ドット表記の使用法の詳細については、プロパティ値へのアクセス (MATLAB)を参照してください。設定できる Line オブジェクトのプロパティの詳細については、Line のプロパティ を参照してください。

アルゴリズム

wblplot は、標本データの分位数をワイブル分布の分位数に一致させます。標本データは並べ替えられ、対数でスケーリングされ、x 軸に対してプロットされます。y 軸は、ワイブル分布の分位数を、確率値に変換して表します。したがって、y 軸のスケーリングは線形ではありません。

サイズが N の標本を並べ替えた i 番目の値が x 軸の値である場合、y 軸の値はデータの経験的累積分布関数に対する評価点間の中点です。中点は (i0.5)N に等しくなります。

wblplot は、プロットの線形性を評価するため、基準線を重ね合わせます。この線は、データの 1 番目と 3 番目の四分位数を通過します。

代替機能

関数 probplot を使用して確率プロットを作成できます。関数 probplot では、打ち切られたデータと、確率プロットの分布を指定できます。

R2006a より前に導入