wblplot
ワイブル確率プロット
説明
wblplot(
は、x
)x
内のデータの分布をワイブル分布と比較するワイブル確率プロットを作成します。
wblplot
は、プラス記号 ('+'
) マーカーを使用して x
内の各データ点をプロットし、理論的な分布を表す 2 本の基準線を描画します。実線の基準線はデータの 1 番目と 3 番目の四分位数を接続し、破線の基準線はデータの端まで実線を伸ばします。標本データがワイブル分布に従っている場合、データ点は基準線に沿って現れます。ワイブル分布ではない場合、データ プロットが曲がります。
は、前の構文のいずれかの入力引数を使用して、プロットされた線に対応するグラフィックス ハンドルを返します。h
= wblplot(___)
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
wblplot
は、標本データの分位数をワイブル分布の分位数に一致させます。標本データは並べ替えられ、対数でスケーリングされ、x 軸に対してプロットされます。y 軸は、ワイブル分布の分位数を、確率値に変換して表します。したがって、y 軸のスケーリングは線形ではありません。
サイズが N の標本を並べ替えた i 番目の値が x 軸の値である場合、y 軸の値はデータの経験的累積分布関数に対する評価点間の中点です。中点は に等しくなります。
wblplot
は、プロットの線形性を評価するため、基準線を重ね合わせます。この線は、データの 1 番目と 3 番目の四分位数を通過します。
代替機能
関数 probplot
を使用して確率プロットを作成できます。関数 probplot
では、打ち切られたデータと、確率プロットの分布を指定できます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入