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Stateflow.Port
説明
Stateflow.Port
オブジェクトは、Stateflow® の階層内の境界を越える入口と出口の接続を提供する端子とジャンクションを作成するために使用します。入口端子と出口端子により、ステートに出入りする遷移ロジックが分離されてコンポーネント化が改善されます。スーパートランジションとは異なり、Atomic サブチャートで使用できます。詳細については、ステートの境界を越える入口および出口接続の作成を参照してください。
入口端子と出口端子は、ステートまたは Atomic サブチャートの境界上に配置されます。各端子には、ステートまたは Atomic サブチャート内の入口または出口の位置をマークする対応するジャンクションがあります。端子とジャンクションは別々の Stateflow.Port
オブジェクトで表されます。
作成
説明
は、指定された端子タイプの port
= Stateflow.Port(parent
,portType
)Stateflow.Port
オブジェクトを親の中に作成します。関数は、対応する入口端子または出口端子の 2 つ目の Stateflow.Port
オブジェクトを親の境界上に作成します。対応する Stateflow.Port
オブジェクトを特定するには、関数 Stateflow.findMatchingPort
を使用します。
入力引数
プロパティ
オブジェクト関数
getParent | オブジェクトの親の特定 |
sinkedTransitions | 指定した遷移先をもつ遷移の特定 |
sourcedTransitions | 指定した遷移元をもつ遷移の特定 |
dialog | プロパティ ダイアログ ボックスを開く |
isCommented | グラフィカル オブジェクトがコメントアウトされているかどうかの判別 |
view | 編集環境でオブジェクトを表示 |
highlight | グラフィカル オブジェクトの強調表示 |
fitToView | グラフィカル オブジェクトの拡大表示 |
例
ヒント
入口ジャンクションまたは出口ジャンクションを別の親に移動すると、Stateflow は一致する端子の
Stateflow.Port
オブジェクトを削除し、新しい親にStateflow.Port
オブジェクトを作成します。一致する新しい端子を特定するには、関数Stateflow.findMatchingPort
を使用します。
バージョン履歴
R2021b で導入