find
階層内で指定したオブジェクトの識別
構文
説明
は、値が objArray
= find(location
,propertyName
,propertyValue
)propertyValue
の propertyName
というプロパティをもつ location
の階層内にある Stateflow® API オブジェクトの配列を返します。
は、値が objArray
= find(location
,"-regexp",propertyName
,propertyValue
)propertyValue
で指定された正規表現に一致する propertyName
というプロパティをもつオブジェクトを返します。詳細については、正規表現を参照してください。
は、objArray
= find(location
,"-isa",objectType
)objectType
で指定されたタイプをもつ location
の階層内にあるオブジェクトを返します。
は、指定された名前のプロパティをもつオブジェクトを返します。objArray
= find(location
,"-property",propertyName
)
は、指定された名前のオブジェクト関数をもつオブジェクトを返します。objArray
= find(location
,"-method",functionName
)
例
入力引数
出力引数
ヒント
サブプロパティの値に基づいて検索結果を制限するには、
"-function"
と関数ハンドルを使用してfind
を呼び出します。例については、信号のログ作成が有効なオブジェクトの検索を参照してください。関数
find
をSimulink.Root
、Simulink.BlockDiagram
、またはStateflow.Machine
オブジェクトで使用すると、指定した検索条件に一致する Simulink® オブジェクトを返すことができます。たとえば、次のコマンドを使用すると、ABC
という名前の Simulink サブシステムまたはブロックを返すことができます。find(sfroot,"Name","ABC")
リンクされた Stateflow チャートを参照するメイン モデルを開いた場合、リンクされたチャートを Stateflow API が検索できるとは限りません。リンクされたライブラリ チャートのオブジェクトにアクセスするには、最初に次のいずれかのタスクを実行してライブラリ モデルを Simulink ワークスペースに読み込みます。
関数
load_system
(Simulink) を呼び出してライブラリ モデルを読み込みます。引数
FollowLinks
をon
に設定して関数find_system
(Simulink) を呼び出す。find_system(FollowLinks="on");
リンクされたサブシステムまたはブロックをメイン モデルで表示する。
モデルをコンパイルまたはシミュレートする。
バージョン履歴
R2006a より前に導入