アクティブステートデータ

自己データ、子データ、またはリーフアクティブステートデータを出力してチャートアクティビティを監視する

Stateflow^® では、現在のアクティブステートを表す出力データおよびローカルデータをシミュレーション中に作成できます。アクティブステートの出力データを使用して、Simulink^® サブシステムを駆動します。診断用にアクティブステートデータのログを作成します。

トピック

アクティブステートデータによるステートアクティビティの監視
シミュレーション時にどのステートがアクティブであるかを自動的に追跡する。
シミュレーションデータインスペクターを使用したステートアクティビティの表示
シミュレーションデータインスペクターを使用してアクティブステートデータを監視する。
ロジックアナライザーでの Stateflow ステートの表示
ロジックアナライザーアプリを使用して Stateflow ステートを監視します。
ステートとデータのシミュレーション出力のログ
信号ログを有効化し、ステートとデータを設定し、シミュレーション出力にアクセスする。
ライブラリチャート内のデータのログ
ライブラリからリンクされているチャートインスタンスでログのプロパティをオーバーライドする。
in 演算子を使用したステートアクティビティのチェック
チャート実行時にステートがアクティブになるかどうかを判定する。

注目の例

アクティブステート出力の組み込みによる Stateflow チャートの簡略化

アクティブステートデータを使用すると、チャート階層との相関性が高いデータを維持する必要がないため、一部の Stateflow® チャートの設計を簡素化することができます。アクティブステートデータを有効にすると、Stateflow は、Simulink® への出力端子を介して、またはチャート内のローカルデータとして、ステートアクティビティを報告します。この例では、アクティブステートの出力データを追加することにより、Stateflow チャートの設計を簡略化する方法を説明します。詳細については、アクティブステートデータによるステートアクティビティの監視を参照してください。