データ型アシスタントを利用したデータ型の指定
R2026bデータ型アシスタントは、ブロックおよびデータ オブジェクトのデータ型を指定するタスクを簡素化するグラフィカルな対話型ツールです。このアシスタントは、ブロックおよびオブジェクトのダイアログ ボックス内の [出力データ型] パラメーターなどのデータ型を制御するパラメーターの近くに表示されます。たとえば、Constant ブロックの [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスの [信号属性] タブに表示されます。

以下のオブジェクトでは、次のツールから [データ型アシスタント] にアクセスします。
Simulink.BusElementオブジェクト — 型エディターからアクセスします。Simulink.SignalオブジェクトおよびSimulink.Parameterオブジェクト — モデル エクスプローラーからアクセスします。
[データ型アシスタント] は、以下のように該当するボタンをクリックすることで表示と非表示を切り替えます。
[データ型アシスタントを表示] ボタン
をクリックすると、アシスタントが表示されます。[データ型アシスタントを非表示] ボタン
をクリックすると、アシスタントが非表示になります。
[データ型アシスタント] を使用して、以下のようにデータ型を指定します。
[モード] リストから、指定するデータ型のカテゴリを選択します。一般に、次のオプションが含まれます。
モード 説明 関連情報 継承出力信号がそのデータ型をどのように継承するかを決定するルール。
データ型の継承ルール 組み込みブロックまたはデータ オブジェクトの組み込みデータ型。
組み込みデータ型 固定小数点ブロックまたはデータ オブジェクトの固定小数点データ型。
データ型アシスタントを使用した固定小数点データ型の指定 (Fixed-Point Designer)
列挙型ブロックのデータ型としての列挙オブジェクト。
Simulink モデルでの列挙型データの使用 バス オブジェクトブロックまたはデータ オブジェクトのデータ型としての
Simulink.Busオブジェクト。イメージブロックまたはデータ オブジェクトのデータ型としての
Simulink.ImageTypeオブジェクト (Computer Vision Toolbox™)。Simulink.ImageType(Computer Vision Toolbox)値のタイプブロックまたは
Simulink.BusElementオブジェクトのデータ型としてのSimulink.ValueTypeオブジェクト。式数値データ型オブジェクトに評価される式。
データ型式 アシスタントは動的に変化して、選択されたモードに該当する異なるオプションを表示します。たとえば、Constant ブロックの [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスで [モード] を
[式]に設定すると、[出力データ型] と [モード] の横にあるボックスの値が更新されます。
[モード] リストの右側で、データ型を選択または入力します。
たとえば、変数
myDataTypeをsingleデータ型のエイリアスとして指定する場合を考えてみます。次のコマンドを入力して、Simulink.AliasTypeクラスのインスタンスを作成し、そのBaseTypeプロパティを設定します。myDataType = Simulink.AliasType myDataType.BaseType = 'single'このデータ型オブジェクトを使用すると、Constant ブロックの出力データ型を指定できます。式の値としてデータ型のエイリアス名
myDataTypeをアシスタントに入力します。
[OK] または [適用] をクリックして、変更内容を適用します。
アシスタントは、ユーザーが指定したデータ型を使用して、ブロックまたはオブジェクトのダイアログ ボックスにある関連するデータ型パラメーターに値を挿入します。たとえば、Constant ブロックの [出力データ型] パラメーターは、ユーザーがアシスタントを使用して入力した式と同じ式を指定します。

データ型アシスタントを使用して指定できるデータ型の詳細は、有効なデータ型の値の入力を参照してください。固定小数点データ型の指定に関する詳細は、データ型アシスタントを使用した固定小数点データ型の指定 (Fixed-Point Designer)を参照してください。
参考
Simulink.NumericType | fixdt | Simulink.ImageType (Computer Vision Toolbox)