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Simulink.architecture.set_param

アーキテクチャ オブジェクトのプロパティの設定

説明

Simulink.architecture.set_param(Object,ParamName,ParamValue) は、Object の指定したパラメーターを指定した値に設定します。パラメーター名と値の文字ベクトルでは、大文字と小文字が区別されます。

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ソフトウェア ノードの名前を MulticoreProcessor から MyCPUNewName に変更します。

openExample("simulink_features/AssigningTasksToCoresForMulticoreProgrammingExample"); 
Simulink.architecture.set_param([bdroot '/MulticoreProcessor'],'Name','MyCPUNewName');

Core2 のトリガー周期を .01 に設定します。

openExample("simulink_features/AssigningTasksToCoresForMulticoreProgrammingExample"); 
Simulink.architecture.set_param([bdroot '/MyCPUNewName/Core2'],'Period','.01')

入力引数

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パラメーターの値を設定するオブジェクト。オブジェクトの絶対パス名を文字ベクトルとして指定します。指定できるオブジェクトは次のとおりです。

  • ソフトウェア ノード

  • ハードウェア ノード

  • 周期的トリガー

  • 非周期的トリガー

  • タスク

値を設定するパラメーターの名前。

値を設定できるパラメーターをオブジェクト タイプごとに次に示します。

ソフトウェア ノードの場合:

  • 'Name' — ソフトウェア ノードの名前。

ハードウェア ノードの場合:

  • 'Name' — ハードウェア ノードの名前。

  • 'ClockFrequency' — ハードウェア ノードのクロックの周波数。

  • 'Color' — RGB の 3 要素で表されるトリガー アイコンの色 (ベクトル)。

周期的トリガーの場合:

  • 'Name' — トリガーの名前。

  • 'Period' — トリガーの周期。

  • 'Color' — RGB の 3 要素で表されるトリガー アイコンの色 (ベクトル)。

非周期的トリガーの場合:

  • 'Name' — トリガーの名前。

  • 'Color' — RGB の 3 要素で表されるトリガー アイコンの色 (ベクトル)。

  • 'EventHandlerType' — 割り込み駆動型タスクのトリガー ソース。取りうる値は以下のとおりです。

    • 'Event (Windows)'

    • 'Posix Signal (Linux/VxWorks 6.x)'

  • 'SignalNumber' — トリガーの信号番号。この値は EventHandlerTypeEvent (Windows) に設定されている場合にのみ設定できます。

  • 'EventName' — トリガーのイベント名。この値は EventHandlerTypePosix Signal (Linux/VxWorks 6.x) に設定されている場合にのみ設定できます。

タスクの場合:

  • 'Name' — タスクの名前。

  • 'Period' — タスクの周期。

  • 'Color' — RGB の 3 要素で表されるタスク アイコンの色 (ベクトル)。

データ型: char

パラメーターに設定する値。文字ベクトル、スカラーまたはベクトルとして指定します。指定できる値はパラメーターごとに異なります。

例: 'MyCPUNewName'

バージョン履歴

R2014a で導入