emode
シミュレーション デバッグ セッションでアクセラレータ モードとノーマル モードを切り替える
構文
説明
emode
は、シミュレーション デバッグ セッションでシミュレーション モードをアクセラレータ モードとノーマル モードの間で切り替えます。
Simulink® のデバッグ用のプログラム インターフェイスでは、ノーマル モードとアクセラレータ モードのシミュレーションのみがサポートされます。ラピッド アクセラレータ モードはサポートされません。
アクセラレータ モードとノーマル モードを切り替えるには、シミュレーション デバッグ セッションをアクセラレータ モードのモデルで開始する必要があります。シミュレーション デバッグ セッションを開始する前に、Simulink ツールストリップの [シミュレーション] タブの [シミュレーション] セクションで、ドロップダウン リストから [アクセラレータ]
を選択します。
シミュレーション デバッグ セッションをアクセラレータ モードで開始すると、シミュレーション デバッグ セッションを高速化できます。たとえば、特定のシミュレーション時間後にシミュレーションを調べる必要があることがわかっている場合は、シミュレーション デバッグ セッションをアクセラレータ モードで開始し、時間ブレークポイントを指定して続行できます。アクセラレータ モードのシミュレーションはノーマル モードよりも高速で実行され、時間ブレークポイントに到達します。その後、すべてのデバッグ機能にアクセスするために、ノーマル モードに変更できます。
シミュレーションをブロックごとにステップ実行し、次の関数を使用する場合は、ノーマル モードでの実行に切り替えなければなりません。
例
バージョン履歴
R2006a より前に導入