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Display

シミュレーション中に外観をカスタマイズ可能な信号値を表示する

R2023b 以降

  • Customizable Display block

ライブラリ:
Simulink / Dashboard / Customizable Blocks

説明

Display ブロックは、モデル内の信号に接続され、シミュレーション中にその信号値を表示します。Display ブロックはスカラー信号を表示できます。Customizable Blocks ライブラリの Display ブロックを使用すると、システムにおける実際のディスプレイのようにブロックの外観をカスタマイズできます。Display ブロックをその他の Dashboard ブロックと共に使用し、コントロールおよびインジケーターからなる、モデルの対話型のダッシュボードを作成します。

Display ブロックのカスタマイズ

Display ブロックをモデルに追加すると、既定の設計でブロックが事前構成されます。ブロックを既定の設計で使用することも、ブロックの外観をカスタマイズすることもできます。

ブロックの外観をカスタマイズするには、設計モードを使用します。ブロックを選択してから、次の 3 つのいずれかの方法で設計モードを開始できます。

  • Simulink® ツールストリップのブロック固有のタブにある [設計][編集] をクリックする。

  • プロパティ インスペクターの [設計] タブで、[編集] をクリックする。

  • ブロックをポイントすると表示される省略記号で [カスタム ブロックの編集] ボタン をクリックする。

設計モードでは、ブロックの上にあるツール バーを使用してディスプレイをカスタマイズできます。追加のカスタマイズ オプションにアクセスするか、設計設定の正確な値を入力するには、プロパティ インスペクターの [設計] タブを使用します。

Customizable Display block in design mode with the toolbar and the Design tab in the Property Inspector visible.

設計モードの操作

アクションツール バーで使用可能か[設計] タブで使用可能か

フォントを変更する。あらゆるプラットフォームで同じ見た目になる WYSIWYG (What You See Is What You Get) フォントのリストから選択します。

はいはい

フォント サイズを変更する。

はいはい

テキストの色を変更する。

はいはい

テキストを太字、イタリック、下線付きにする。

はいはい

背景イメージをアップロードする。

はいはい

塗りつぶしの背景色を設定する。

いいえはい

前景イメージをアップロードする。

いいえはい

ブロック内でのテキストの位置を変更する。

いいえはい

ツール バーおよび [設計] タブを使用してブロック設計をカスタマイズするだけでなく、キャンバス内で対話的にテキストの位置を変更することもできます。

設計の編集が完了し、設計モードを終了するには、キャンバスの右上にある [X] をクリックします。

Dashboard ブロックの接続

Dashboard ブロックはモデル要素への接続に端子を使用しません。Dashboard ブロックを接続するには、接続モードを使用します。接続されていないブロックで接続モードに切り替えるには、接続するブロックをポイントし、[接続] ボタン をクリックします。接続されているブロックで接続モードに切り替えるには、ブロックを選択すると表示される省略記号 (…) をポイントし、展開されるアクション メニューで [接続] ボタンをクリックします。

Display ブロックをモデル内の信号に接続したり Display ブロックの接続を変更したりするには、接続モードに切り替えます。接続する信号線を選択します。表示されるリストから、接続する信号を選択します。次に、Dashboard ブロックをポイントし、[接続完了] ボタン をクリックします。接続されたブロックの値を Dashboard ブロックに表示するには、シミュレーションを実行します。

Dashboard ブロックの接続の詳細については、Connect Dashboard Blocks to Simulink Modelを参照してください。

Dashboard ブロックは Stateflow® チャートにも接続できます。詳細については、Dashboard ブロックと Stateflow との接続 (Stateflow)を参照してください。

接続されていない Display ブロックは、Sine Wave ブロックから Outport ブロックに送信される信号に接続されます。

An unconnected Half Gauge block connects to the signal that a Sine Wave block sends to a Display block.

制限

  • コメントアウトされたブロックには、[接続] テーブルを使用して Dashboard ブロックを接続できません。コメント化されたブロックに接続モードを使用して Dashboard ブロックを接続した場合、ブロックのコメントを解除するまでは Dashboard ブロックに接続された値が表示されません。

  • 親モデル内の Dashboard ブロックは参照モデル内の信号には接続できません。

  • モデルの階層構造をシミュレーションすると、参照モデル内の Dashboard ブロックで更新は実行されません。

  • Dashboard ブロックは、ラピッド アクセラレータ シミュレーションをサポートしていません。

  • シミュレーション中に Stateflow のチャート データやステート アクティビティに Dashboard ブロックを接続することはできません。

  • プログラムで Stateflow のチャート データやステート アクティビティに Dashboard ブロックを接続することはできません。

  • アクセラレータ モード シミュレーションのためのブロックの削減または最適化により、一部の信号にはシミュレーションで使用できるデータが含まれないことがあります。Dashboard ブロックを使用してこのような信号を表示するには、信号をログ記録用にマークします。

パラメーター

すべて展開する

プロパティ インスペクターと [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスを使用してブロック パラメーターの値を指定します。Dashboard ブロックのコア パラメーターを設定するには、[ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスまたはプロパティ インスペクターの [パラメーター] タブを使用します。ブロックをカスタマイズするには、プロパティ インスペクターの [設計] タブを使用します。ブロックの [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスを開くには、ブロックをダブルクリックします。プロパティ インスペクターを開くには、[モデル化] タブの [設計][プロパティ インスペクター] を選択します。

パラメーター

Dashboard ブロックのコア パラメーターを設定するには、プロパティ インスペクターを開き、[パラメーター] タブをクリックします。

信号

Dashboard ブロックはモデル要素への接続に端子を使用しません。モデル内のパラメーター値に Dashboard ブロックを接続するには、接続モード、Simulink ツールストリップ、または [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスの [接続] テーブルを使用します。接続モードの詳細とツールストリップを使用した接続方法の詳細については、Connect Dashboard Blocks to Simulink Modelを参照してください。

[接続] テーブルを使用して Display ブロックを接続したり Display ブロックの接続を変更したりするには、次のようにします。

  1. ブロックを選択します。

  2. ブロックを接続するには、プロパティ インスペクターの [パラメーター] タブで [接続] をクリックします。ブロックの接続を変更するには、代わりに [変更] をクリックします。

  3. 接続する信号線を選択します。

  4. テーブルで接続する信号を選択します。

  5. [適用] をクリックします。

Dashboard ブロックは Stateflow チャートにも接続できます。詳細については、Dashboard ブロックと Stateflow との接続 (Stateflow)を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Binding
型: Simulink.HMI.SignalSpecification
既定の設定: []

メイン

信号の値を表示する形式を指定します。

選択した形式ブロックの表示
short小数点以下 4 桁のスケーリングされた固定小数点形式。
longdouble 値の場合は小数点以下 15 桁、single 値の場合は小数点以下 7 桁のスケーリングされた固定小数点形式。
shortE4 桁の科学表記形式。
longEdouble 値の場合は小数点以下 15 桁、single 値の場合は小数点以下 7 桁の科学表記形式。
shortGデータは、固定小数点または科学表記の間でよりコンパクトな形式を取り、合計の桁数は 5 桁。
longGデータは、double 値の場合は合計 15 桁、single 値の場合は合計 7 桁の、固定小数点または科学表記の間でよりコンパクトな形式を取る。
shortEng小数点以下 4 桁の工学表記 (指数が 3 の倍数)。
longEng有効桁数 15 桁の工学表記 (指数が 3 の倍数)。
+-正/負形式。正、負、およびゼロの値がそれぞれ +-、および空白文字で表示される。
bank小数点以下 2 桁の通貨形式。
hex16 進数表現。
rat比率。
Customカスタム文字列形式。データは、[書式文字列] パラメーターを使用して指定するカスタム文字列で表示されます。
Integer最も近い 0 または正の整数へ丸められたデータ。

Display ブロックを信号出力に String Constant ブロックで接続する場合、信号の値を表示する形式は [形式] パラメーターの値に関係なく string になります。同様に、Display ブロックを信号出力に Enumerated Constant ブロックで接続する場合、信号の値を表示する形式は [形式] パラメーターの値に関係なく enum になります。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Format
型: 文字配列 | string
: 'short' | 'long' | 'shortE' | 'longE' | 'shortG' | 'longG' | 'shortEng' | 'longEng' | 'bank' | '+' | 'hex' | 'rat' | 'Custom' | 'Integer'
既定の設定: 'short'

表示される信号データを書式設定するカスタム文字列を指定します。書式文字列はテキストと、% 記号で始まり変換文字で終わる書式演算子で構成されます。string の信号データを表示する場所で書式演算子を使用します。サポートされる書式演算子の詳細については、関数 composeformatSpec 入力を参照してください。

例: The value of pi is %.2f は文中の接続された信号の値を表示します。

例: $%.2f は接続された信号の値を、ドル記号付きの小数点以下 2 桁で表示します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[形式][Custom] に設定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: FormatString
型: 文字配列 | string
既定の設定: '%d'

Dashboard ブロックが接続された要素の名前をブロックの上または下に配置されるラベルに表示できます。ラベルを非表示にすることもできます。ラベルを表示する場合は、ラベルの位置を指定します。ラベルを表示しない場合は、Hide を指定します。

メモ

Dashboard ブロックが要素に接続されていない場合、ラベルは空白になります。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: LabelPosition
型: 文字ベクトル
値: 'Top' | 'Bottom' | 'Hide'
既定の設定: 'Top'

Simulink キャンバスでブロックのサイズを変更するときに縦横比を維持する場合はこのパラメーターを選択します。

縦横比がロックされている場合、新しい背景イメージを追加すると、背景イメージの縦横比に適合するようにブロックの縦横比が変更されます。縦横比がロックされていない場合、新しい背景イメージを追加してもブロックの縦横比は変更されませんが、代わりにブロックのサイズに適合するように背景イメージの縦横比が変更されます。

縦横比がロックされている場合、ブロックのサイズ変更中に Shift キーを押している間は縦横比のロックが一時的に解除されます。Shift キーを放すと縦横比がロックされます。縦横比がロックされていない場合、ブロックのサイズ変更中に Shift キーを押している間は縦横比が一時的にロックされます。Shift キーを放すと縦横比のロックが解除されます。

設計

Dashboard ブロックをカスタマイズするには、プロパティ インスペクターを開き、[設計] タブで [編集] をクリックします。

表示

Simulink キャンバスでブロックのサイズを変更するときに縦横比を維持する場合はこのパラメーターを選択します。

縦横比がロックされている場合、新しい背景イメージを追加すると、背景イメージの縦横比に適合するようにブロックの縦横比が変更されます。縦横比がロックされていない場合、新しい背景イメージを追加してもブロックの比率は変更されませんが、代わりにブロックのサイズに適合するように背景イメージが引き伸ばされたりスケーリングされたりします。

縦横比がロックされている場合、ブロックのサイズ変更中に Shift キーを押している間は縦横比のロックが解除されます。Shift キーを放すと縦横比がロックされます。縦横比がロックされていない場合、ブロックのサイズ変更中に Shift キーを押している間は縦横比がロックされます。Shift キーを放すと縦横比のロックが解除されます。

テキスト

あらゆるプラットフォームで同じ見た目になる WYSIWYG (What You See Is What You Get) フォントのリストから選択します。

6 から 72 までのフォント サイズのリストから選択します。

テキストの色を標準色のパレットから選択するか、カスタムの色を指定します。

ブロックの中央からテキストの中央までの水平方向のオフセットをブロックの幅の比率として指定します。オフセットが 0 のときのテキストの位置を基準に、負の値のオフセットではテキストが左に移動し、正の値のオフセットではテキストが右に移動します。

ブロックの中央からテキストの中央までの垂直方向のオフセットをブロックの高さの比率として指定します。オフセットが 0 のときのテキストの位置を基準に、負の値のオフセットではテキストが上に移動し、正の値のオフセットではテキストが下に移動します。

テキストの境界ボックスの幅をブロックの幅の比率として指定します。

テキストの境界ボックスの高さをブロックの高さの比率として指定します。

Simulink キャンバスでテキストの境界ボックスのサイズを変更するときに縦横比を維持する場合はこのパラメーターを選択します。

背景イメージ

ブロックの背景について、背景イメージを提供するか塗りつぶしの色を選択できます。塗りつぶしの背景色を選択するには、このパラメーターを選択します。背景イメージを提供するには、このパラメーターをクリアします。

メモ

Simulink ツールストリップの [書式設定] タブを使用して背景色を変更すると、背景イメージが削除され、[背景色の使用] パラメーターが有効になります。

例: on

塗りつぶしの背景色を使用するには、[背景色の使用] パラメーターを選択します。次に、背景色を標準色のパレットから選択するか、カスタムの色を指定します。

ヒント

Simulink ツールストリップの [書式設定] タブで [背景色] を指定することもできます。

ブロックのテキストの色を指定するには、[フォントの色] パラメーターを使用します。

プログラムでの使用

ブロックの BackgroundColor パラメーターを値が 0 から 1 の間の string または文字ベクトルとして書式設定された 13 列の [r g b] ベクトルとして指定します。

ブロック パラメーター: BackgroundColor
型: string | 文字ベクトル
値: [r g b] ベクトル

ブロックの背景の不透明度を 01 のスカラー値として指定します。

例: 0.5

ブロックの背景色でカバーされる領域の角の半径をブロックの幅と高さの 2 つの寸法のうちの小さい方の半分の比率として指定します。

例: 0.25

前景イメージ

ブロックの左端からイメージの左端までの水平方向のオフセットをブロックの幅の比率として指定します。オフセットが 0 のときのイメージの位置を基準に、負の値のオフセットではイメージが左に移動し、正の値のオフセットではイメージが右に移動します。

例: 1

ブロックの上端からイメージの上端までの垂直方向のオフセットをブロックの高さの比率として指定します。オフセットが 0 のときのイメージの位置を基準に、負の値のオフセットではイメージが上に移動し、正の値ではイメージが下に移動します。

例: 1

前景イメージの幅をブロックの幅の比率として指定します。

例: 0.5

前景イメージの高さをブロックの高さの比率として指定します。

例: 0.5

プロパティ インスペクターを使用してイメージのサイズを変更するときに縦横比を維持する場合はこのパラメーターを選択します。

ブロックの特性

データ型

Boolean | double | enumerated | fixed point | half | integer | single | string

直達

いいえ

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

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バージョン履歴

R2023b で導入

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