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状態インジケーターの設計

コマンド ラインで、または対話的にデータを調査し、システムの状態を示したり将来の状態を予測できる特徴を特定する

"状態インジケーター" は、システムの劣化や異なる操作モードでの動作につれてその振る舞いが予測可能な形で変化する、システム データの特徴です。状態インジケーターには、正常動作と故障動作の区別や残存耐用期間の予測に役立つ任意の特徴を指定できます。有用な状態インジケーターは、類似のシステム ステータスをクラスターにまとめ、異なるステータスを分離します。

診断特徴デザイナー アプリを使って、データから対話的に特徴を抽出できます。アプリ内では、特徴抽出のためにデータを準備し、特徴を抽出してその有効度を可視化し、さまざまな統計的アルゴリズムを使用して特徴をランク付けすることができます。アプリの詳細については、診断特徴デザイナーを使用したアンサンブル データの調査と特徴の比較を参照してください。

アプリに加えて、ライブ エディター タスクでは、回転機のスペクトル特徴などの特徴や、リアプノフ指数などの非線形の特徴を設計するための専用の対話型環境が提供されています。

診断特徴デザイナーとライブ エディター タスクのどちらを使用しても、MATLAB® コードを生成できます。たとえば、診断特徴デザイナーを使用して、対話的に実行した計算を再現する MATLAB 関数を生成することができます。生成された関数を新しいデータに適用して、より大規模な特徴の生成を自動化します。

また、コマンド ラインで、信号解析およびスペクトル解析、またはモデルの適合から状態インジケーターを求めることもできます。時間領域、周波数領域、時間-周波数、および回転の各特徴の中から選択します。コマンド ラインで、特徴選択コマンドとランク付けコマンドを使用して、特徴の有効度を評価します。詳細については、監視、故障検出、予測のための状態インジケーターを参照してください。

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