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ファイルおよびフォルダー管理

次の表に、ツールストリップおよび [ファイル] パネルからローカル ドライブおよびネットワーク ドライブ上にファイルとフォルダーを作成する方法、開く方法、移動する方法、名前を変更する方法を示します。[ファイル] パネルを開くには、サイドバーの [ファイル] アイコン をクリックします。MATLAB Connector がシステムにインストールされている場合は、MATLAB® から MATLAB Drive™ 内のファイルやフォルダーにアクセスすることもできます。

アクションツールのワークフロー代替関数
新しいフォルダーを作成する

[ファイル] パネルで、空白部分を右クリックして、[新規][フォルダー] を選択します。あるいは、[ホーム] タブで [新規][フォルダー] を選択します。

MATLAB は、New Folder という名前のフォルダーを現在のフォルダーに作成して、選択します。

関数 mkdir を使用します。たとえば、parentFolder という名前の親フォルダーに newdir という名前のサブフォルダーを作成します。

mkdir('parentFolder','newdir');

ファイルまたはフォルダーを移動する

[ファイル] パネルで、項目をクリックしてドラッグします。

フォルダーは検索パス上にある限り移動できません。

関数 movefile を使用します。たとえば、現在のフォルダーにある myfile.m という名前のファイルをフォルダー d:/work に移動します。

movefile('myfile.m','d:/work');

ファイルまたはフォルダーの名前を変更する

[ファイル] パネルで、項目を右クリックして [名前の変更] を選択します。あるいは、F2 キーを押します。macOS では、代わりに Enter キーを押します。

ファイル名は文字で始まらなければならず、文字、数字、アンダースコアの組み合わせを使用できます。

関数 movefile を使用します。たとえば、現在のフォルダーで、myfile.m の名前を oldfile.m に変更します。

movefile('myfile.m','oldfile.m');

MATLAB でファイルを開く

[ホーム] タブの [ファイル] セクションで、[開く] をクリックしてから、開くファイルを選択します。

また、[ファイル] パネルでファイルをダブルクリックするか、ファイルを選択して Enter キーを押すこともできます。macOS では、代わりに Command+下矢印 を押します。

ファイル タイプが別のアプリケーションまたはツールに関連付けられていても、ファイルをテキスト ファイルとしてエディターで開くには、[ファイル] セクションで [開く][テキストとして開く] をクリックします。

関数 open を使用します。ファイル拡張子に応じて、ファイルは MATLAB または外部アプリケーションで開きます。

別のプログラムでファイルを開く

[ファイル] パネルで、ファイルを右クリックして [MATLAB の外部で開く] を選択します。オペレーティング システムが該当のファイル タイプに関連付けているアプリケーションまたはツールにより、ファイルが開きます。

最近開いたファイルを再度開く

[ホーム] タブの [ファイル] セクションで [開く] をクリックし、[最近使用したファイル] セクションからファイルを選択します。最近開いたプロジェクトを再度開くには、[最近使用したプロジェクト] リストからプロジェクトを選択します。

none
最後に閉じたファイルを再度開く

[ホーム] タブの [ファイル] セクションで、[開く][最後に閉じたファイルを再度開く] をクリックします。あるいは、Ctrl+Shift+T を押します。

none
ファイルを開かずにファイルの内容をプレビューする

[ファイル] パネルで、ファイルを右クリックして [プレビュー] を選択します。ファイルまたはフォルダーの名前の右にある [プレビュー] ボタン をクリックすることもできます。

Files panel with a list of files and the file preview for the lengthofline.m file open

none
マークダウン ファイルの内容をプレビューする

MATLAB でマークダウン ファイルを開くと、エディターでマークダウン ファイルの右にファイルのプレビューが表示されます。ファイルを編集すると、エディターでプレビューが更新されます。プレビューを閉じるには、[ビュー] タブに移動し、[プレビュー] セクションで [Markdown] ボタンをクリックしてオフにします。

プレビューでは、マークダウンと MATLAB コードが、構文を強調表示して表示されます。エディターのプレビューでは、外部 Web ページからのイメージはレンダリングされません。

none
ファイルまたはフォルダーを削除する

[ファイル] パネルで、ファイルまたはフォルダーを選択して Delete キーを押します。

既定では、MATLAB はオペレーティング システムの設定に従って、ファイルおよびフォルダーを削除するかごみ箱に移動します。システムの設定で削除されたファイルが再利用可能になっている場合にファイルを永久に削除するには、Shift+Delete を押します。

Linux® システムでは、MATLAB が削除されたファイルを一時フォルダーに移動するようにできます。[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般] を選択し、[ファイルの削除] 設定を変更します。

ファイルを削除するには、関数 delete を使用します。たとえば、現在のフォルダーの中にある myfile.m という名前のファイルを削除します。

delete('myfile.m');

既定では、ファイルは永久的に削除されます。削除されたファイルを一時フォルダーに移動するようにするには、recycle 関数を使用するか、[ファイルの削除] 設定を構成します。

フォルダーを削除するには、関数 rmdir を使用します。rmdir を使用して削除したフォルダーは復元できません。

MATLAB Drive の最新のアクティビティを表示する

[ファイル] パネルで任意の MATLAB Drive ファイルまたはフォルダーを右クリックし、[MATLAB Drive][最新のアクティビティを表示] を選択します。

none
MATLAB Drive Online を開く

[ファイル] パネルで任意の MATLAB Drive ファイルまたはフォルダーを右クリックし、[MATLAB Drive][MATLAB Drive Online に移動] を選択します。

none

MATLAB Online におけるファイルとフォルダーの管理

MATLAB Online™ では、標準の Web ブラウザーから MATLAB にアクセスできます。MATLAB Online では、MATLAB Drive 内のファイルとフォルダーのみにアクセスでき、一部のファイル アクションはサポートされていません。

MATLAB Online でファイルにアクセスする方法の詳細については、MATLAB Online でのファイルへのアクセスを参照してください。

参考

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