NVIDIA 組み込みボードのターゲット化
MATLAB® Coder™ Support Package for NVIDIA® Jetson™ and NVIDIA DRIVE™ Platforms により、生成コードをビルドしてターゲット ハードウェア ボードに展開することで、組み込み NVIDIA ボードへの Simulink® モデルの展開を自動化できます。また、ターゲットとリモートで通信して、プロトタイピングを目的とした周辺デバイスを制御できます。
NVIDIA ターゲットへの展開の例については、Deploy and Classify Webcam Images on NVIDIA Jetson Platform from Simulinkを参照してください。
展開のためのモデルの構成
モデル構成パラメーターを使用して、NVIDIA ターゲットのコード生成とビルド プロセスを構成します。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスを開きます。左側のペインで、[ハードウェア実行] を選択します。[ハードウェア ボード] を
[NVIDIA Jetson]または[NVIDIA Drive]に設定します。[Target hardware resources] セクションで [Board Parameters] をクリックし、[デバイス アドレス]、[ユーザー名]、[パスワード] をターゲット ハードウェアの値に設定します。デバイス アドレスは、ターゲット プラットフォームの IP アドレスまたはホスト名です。
GPU Coder™ がある場合、オプションで CUDA® コードを生成するようにモデルを構成できます。左側のペインで、[コード生成] をクリックします。[言語] パラメーターを
[C++]に設定し、[GPU コードの生成] を選択します。[OK] をクリックして、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスを保存して閉じます。
set_paramを使用して、モデル パラメーターの構成を MATLAB コマンド ウィンドウでプログラムによって行うこともできます。set_param(<modelname>,"HardwareBoard","NVIDIA Jetson"); set_param(<modelname>, "TargetLang", "C++"); set_param(<modelname>, "GenerateGPUCode", "CUDA")
モデルのコードの生成
モデル構成パラメーターを設定したら、コードを生成し、実行可能ファイルをターゲット ハードウェアに展開できます。
Simulink ツールストリップで、[ハードウェア] タブを開きます。
[ビルド、展開、起動] を選択します。コードが生成され、ハードウェアに展開されます。

参考
関数
open_system(Simulink) |load_system(Simulink) |save_system(Simulink) |close_system(Simulink) |bdclose(Simulink) |get_param(Simulink) |set_param(Simulink) |sim(Simulink) |slbuild(Simulink)