プログラミングとデータ型のための関数

ビット演算用の関数、データ型演算子とツール、プログラムの制御

fi オブジェクトのビット操作、fi オブジェクトのデータ型の操作を行い、固定小数点データ型をサポートする関数を使用してアルゴリズムを開発します。

関数

ビット演算

`bitand`	2 つの `fi` オブジェクトのビット単位 `AND`
`bitandreduce`	ビット単位の `AND` 演算を実行してビットの連続スライスを削減
`bitcmp`	`fi` オブジェクトのビット単位の補数
`bitconcat`	`fi` オブジェクトのビットの連結
`bitget`	特定の位置のビットを取得
`bitor`	2 つの `fi` オブジェクトのビット単位 `OR`
`bitorreduce`	ビット単位の `OR` 演算を実行してビットの連続スライスを削減
`bitreplicate`	`fi` オブジェクトのビットの複製および連結
`bitrol`	ビット単位の左回転
`bitror`	ビット単位の右回転
`bitset`	特定の位置のビットを設定
`bitshift`	指定したビット数のシフト
`bitsliceget`	ビットの連続スライスの取得
`bitsll`	ビットを左に論理シフト
`bitsra`	ビットシフト右算術
`bitsrl`	ビットを右に論理シフト
`bitxor`	Bitwise XOR of two `fi` objects
`bitxorreduce`	ビット単位の排他的 `OR` 演算を実行してビットの連続スライスを削減
`getlsb`	最下位ビット
`getmsb`	最上位ビット

データ型演算子

`double`	`fi` オブジェクトの倍精度浮動小数点実際値
`single`	`fi` オブジェクトの単精度浮動小数点実際値
`int`	fi オブジェクトの格納整数値の取得
`int8`	8 ビット符号付き整数への `fi` オブジェクトの変換
`int16`	16 ビット符号付き整数への `fi` オブジェクトの変換
`int32`	32 ビット符号付き整数への `fi` オブジェクトの変換
`int64`	64 ビット符号付き整数への `fi` オブジェクトの変換
`uint8`	8 ビットの符号なしの整数への `fi` オブジェクトの変換
`uint16`	16 ビットの符号なしの整数への `fi` オブジェクトの変換
`uint32`	`fi` オブジェクトの組み込み `uint32` での格納整数値
`uint64`	64 ビットの符号なしの整数への `fi` オブジェクトの変換

データ型ツール

`cast64BitFiToInt`	正確に表現できる `fi` オブジェクト型を 64 ビット整数データ型にキャスト (R2020a 以降)
`cast64BitIntToFi`	64 ビット整数データ型を等価な `fi` オブジェクト型にキャスト (R2020a 以降)
`castFiToInt`	fi オブジェクトを等価な整数データ型にキャスト (R2020a 以降)
`castFiToMATLAB`	`fi` オブジェクト型を等価な組み込み MATLAB データ型にキャスト (R2020a 以降)
`castIntToFi`	整数データ型を等価な `fi` 型にキャスト (R2020a 以降)
`num2str`	数値を文字配列に変換
`reinterpretcast`	元データを変更せずに固定小数点または整数データ型を変換
`rescale`	`fi` オブジェクトのスケーリングの変更
`storedInteger`	`fi` オブジェクトの格納整数値
`storedIntegerToDouble`	組み込み double 値への `fi` オブジェクトの格納整数値の変換
`stripscaling`	`fi` オブジェクトの格納整数

数値の範囲

`eps`	`fi` または `quantizer` オブジェクトの量子化相対精度
`intmax`	`fi` オブジェクトの `numerictype` で表現可能な正の最大格納整数値
`intmin`	`fi` オブジェクトの `numerictype` で表現可能な最小格納整数値
`realmax`	正で最大の固定小数点値または量子化数
`realmin`	正で最小の正規化された固定小数点値または量子化数

型と値のクエリ

`fixed.extractNumericType`	入力からの数値型の抽出 (R2021a 以降)
`isboolean`	入力が boolean かどうかを判別
`isdouble`	入力が倍精度データ型かどうかを判別
`isfi`	変数が `fi` オブジェクトかどうかを判別
`isfimath`	変数が `fimath` オブジェクトかどうかを判別
`isfimathlocal`	`fi` オブジェクトにローカル `fimath` があるかどうかを判別
`isfipref`	入力が `fipref` オブジェクトであるかどうかを判定
`isfixed`	入力が固定小数点データ型かどうかを判別
`isnumerictype`	入力が `numerictype` オブジェクトであるかどうかを判定します
`ispropequal`	2 つの `fi` オブジェクトのプロパティが等しいかどうかを判別
`isquantizer`	入力が `quantizer` オブジェクトであるかどうかを判定
`isscaleddouble`	入力がスケーリングされた double データ型かどうかを判別
`isscaledtype`	入力が固定小数点データ型またはスケーリングされた double データ型かどうかを判別
`isscalingbinarypoint`	入力に 2 進小数点スケーリングがあるかどうかを判別
`isscalingslopebias`	入力の勾配とバイアスのスケーリングが自明でないかどうかを判別
`isscalingunspecified`	入力のスケーリングが未指定であるかどうかを判別
`issigned`	`fi` オブジェクトが符号付きかどうかを判別
`issingle`	入力が単精度データ型かどうかを判別
`isslopebiasscaled`	`numerictype` オブジェクトの勾配とバイアスのスケーリングが自明でないかどうかを判別

アルゴリズムの開発

`filter`	1-D digital filter of `fi` objects
`for`	指定された回数繰り返す `for` ループ