dsp.TimeScope
(削除予定) 時間領域信号の表示と測定
説明
dsp.TimeScope
System object™ は時間領域信号を表示します。スコープを使用して、信号値の測定、ピークの検出、バイレベル測定と統計の表示を行うことができます。
スコープで時間領域信号を表示するには、以下を実行します。
dsp.TimeScope
オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
オシロスコープの機能:
測定値とトリガーの詳細情報については、Time Scope ブロックの構成を参照してください。
スコープの表示機能:
複数の信号 — 複数の入力端子を使用して、同じ y 軸 (表示) 上で複数の信号をプロットします。
複数の y 軸 (表示) — 複数の y 軸を表示します。すべての y 軸が x 軸上に共通の時間範囲をもっています。
パラメーターの変更 — シミュレーション前およびシミュレーション中にスコープのパラメーター値を変更します。
軸のオートスケーリング — シミュレーション中またはシミュレーションの最後にオートスケーリングします。座標軸の上下に余白が描画されます。
作成
構文
説明
は Time Scope System object の scope
= dsp.TimeScopescope
を返します。このオブジェクトは、時間領域内の実数値と複素数値の浮動小数点信号と固定小数点信号を表示します。
は Time Scope を作成し、NumInputPorts プロパティを scope
= dsp.TimeScope(numInputs
,sampleRate
)numInputs
に、SampleRate プロパティを sampleRate
に設定します。
はプロパティを名前と値のペアとして設定します。scope
= dsp.TimeScope(___,Name,Value)
プロパティ
使用法
説明
入力引数
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
シミュレーションを最初から再開するには、reset
を呼び出してスコープ ウィンドウの表示をクリアします。release
の呼び出し後に reset
を呼び出さないでください。