hide

スコープ ウィンドウを非表示にする

構文

hide(scope)

説明

hide(scope) は、スコープのウィンドウを非表示にします。

例

Time Scope の非表示と表示

正弦波信号を作成し、スコープで表示します。

Fs = 1000;  % Sample rate
signal = dsp.SineWave(Frequency=50,SampleRate=Fs,...
    SamplesPerFrame=100);
scope = timescope(SampleRate=Fs,TimeSpanSource="property",...
    TimeSpan=0.25,YLimits=[-1 1]);
for ii = 1:2
     xsine = signal();
     scope(xsine)
end

スコープ ウィンドウを非表示にします。

if(isVisible(scope))
    hide(scope)
end

スコープ ウィンドウを表示します。

if(~isVisible(scope))
    show(scope)
end

ワークスペース変数をクリーンアップします。

clear scope Fs sine ii xsine

入力引数

scope — スコープ オブジェクト

スコープ オブジェクト

スコープ オブジェクト。次のいずれかとして指定します。

• spectrumAnalyzer オブジェクト

• dsp.ArrayPlot オブジェクト

• dsp.LogicAnalyzer System object™

• timescope オブジェクト

• dsp.DynamicFilterVisualizer オブジェクト

例: myScope = timescope; hide(myScope)

バージョン履歴

R2011a で導入

R2024a: dsp.SpectrumAnalyzer オブジェクトは警告を出力する

dsp.SpectrumAnalyzer System object は R2024a で警告を出力します。代わりに、spectrumAnalyzer オブジェクトを使用してください。

コードの更新

dsp.SpectrumAnalyzer のインスタンスを spectrumAnalyzer に置き換える以外は、コードを更新する必要はありません。

次の表では、hide 関数が dsp.SpectrumAnalyzer System object を使用する代表的な方法を示し、spectrumAnalyzer オブジェクトを使用するように既存のコードを更新する方法について説明します。

非推奨の使用方法	推奨される代替案
scope = dsp.SpectrumAnalyzer; scope(randn(100000,1)) hide(scope)	scope = spectrumAnalyzer; scope(randn(100000,1)) hide(scope)

R2022a: dsp.SpectrumAnalyzer オブジェクトのサポートは削除予定

hide 関数による dsp.SpectrumAnalyzer オブジェクトのサポートは将来のリリースで終了する予定です。代わりに spectrumAnalyzer オブジェクトを使用してください。

参考

関数

• show | isVisible | step

オブジェクト

• dsp.DynamicFilterVisualizer | timescope | dsp.ArrayPlot | dsp.LogicAnalyzer | spectrumAnalyzer