MATLAB ヘルプ センター
離散時間フィルターのインパルス応答
[impresp,t] = impz(rcfilter)
[impresp,t] = impz(rcfilter,n)
[impresp,t] = impz(rcfilter,n,fs)
[impresp,t] = impz(rcfilter,[],fs)
[impresp,t] = impz(___,'Arithmetic',arithType)
impz(rcfilter)
[impresp,t] = impz(rcfilter) は、指定したフィルターのインパルス応答である impresp を返します。出力 t はサンプル間隔を表し、[0 1 2 ...k-1]' に等しくなります。k はフィルター係数の数です。
impresp
t
rcfilter
例
[impresp,t] = impz(rcfilter,n) は、floor(n) におけるインパルス応答を 1 秒間隔で計算します。この場合、t は (0:floor(n) – 1)' に等しくなります。
n
floor
[impresp,t] = impz(rcfilter,n,fs) は、floor(n) におけるインパルス応答を 1/fs 秒間隔で計算します。この場合、t は (0:floor(n) – 1)'/fs に等しくなります。
fs
[impresp,t] = impz(rcfilter,[],fs) は、k におけるインパルス応答を 1/fs 秒間隔で計算します。k はフィルター係数の数です。この場合、t は (0:k – 1)'/fs に等しくなります。
[impresp,t] = impz(___,'Arithmetic',arithType) は、関数がインパルス応答を評価するために使用する演算の型を指定します。前の構文の入力を任意に組み合わせて使用できます。
arithType
impz(rcfilter) は、指定されたフィルターのインパルス応答の振幅とアンラップされた位相をプロットします。
実数および複素数のフィルターには、オブジェクト関数 impz を使用できます。出力引数を省略した場合、impz はインパルス応答の実数部のみをプロットします。
impz
その他の入力オプションについては、関数 impz を参照してください。
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RRC フィルターのインパルス応答を評価します。
送信 RRC フィルター System object™ を作成します。オブジェクト関数 impz を使用してインパルス応答を評価します。
rcfilter = comm.RaisedCosineTransmitFilter; impz(rcfilter.coeffs.Numerator)
comm.RaisedCosineReceiveFilter
comm.RaisedCosineTransmitFilter
フィルター。次のいずれかの System object として指定します。
フィルター係数の数。正の整数として指定します。この値により、出力インパルス応答ベクトル impResp の長さが決まります。
impResp
データ型: double
double
1
関数がインパルス応答の計算に使用するサンプリング周波数。正のスカラーとして指定します。
'double'
'single'
'Fixed'
フィルター解析で使用される演算。'double'、'single'、または 'Fixed' として指定します。演算タイプが指定されず、フィルター System object がロック解除状態の場合、解析ツールは倍精度フィルターを使用します。演算タイプが指定されず、System object がロックされている場合、関数はロックされた入力のデータ型に基づいて解析を実行します。
'Fixed' 値は、固定小数点プロパティのみをもつフィルター System object に適用されます。
この入力が 'Fixed' として指定され、フィルター オブジェクトの係数のデータ型が 'Same word length as input' に設定されている場合、実行される演算解析は System object がロック解除されているかロックされているかに応じて異なります。
'Same word length as input'
System object がロック解除されている場合は、解析オブジェクト関数は係数のデータ型を判断できません。関数は、係数のデータ型が符号付き、16 ビット語長、自動スケーリングであると仮定します。関数は、この仮定に基づいて固定小数点解析を実行します。
System object がロックされている場合は、入力のデータ型が 'double' または 'single' であるときには、解析オブジェクト関数は係数のデータ型を判断できません。関数は、係数のデータ型が符号付き、16 ビット語長、自動スケーリングであると仮定します。関数は、この仮定に基づいて固定小数点解析を実行します。
System object がロックされているかロック解除されているかを確認するには、関数 isLocked を使用します。
isLocked
この入力が 'Fixed' として指定され、フィルター オブジェクトの係数のデータ型がカスタム数値型に設定されている場合、オブジェクト関数はカスタム数値データ型に基づいて固定小数点解析を実行します。
データ型: char | string
char
string
インパルス応答。長さ n の列ベクトルとして返されます。n を指定しない場合、インパルス応答ベクトルの長さは、フィルターの係数の数と等しくなります。
サンプル間隔 (秒単位)。等間隔の点の列ベクトルとして返されます。単位は秒です。使用される構文によって出力の範囲が決まります。
R2013b で導入
info
coeffs
order
freqz
filter
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