info
フィルター System object に関する情報
構文
説明
例
レイズド コサイン フィルター情報の取得
レイズド コサイン フィルターに関する短い形式の情報と長い形式の情報を取得します。
txfilter = comm.RaisedCosineTransmitFilter; info(txfilter)
ans = 10x62 char array
'Discrete-Time FIR Multirate Filter (real) '
'----------------------------------------- '
'Filter Structure : Direct-Form FIR Polyphase Interpolator'
'Interpolation Factor : 8 '
'Polyphase Length : 11 '
'Filter Length : 81 '
'Stable : Yes '
'Linear Phase : Yes (Type 1) '
' '
'Arithmetic : double '
info(txfilter,'long')
ans = 17x62 char array
'Discrete-Time FIR Multirate Filter (real) '
'----------------------------------------- '
'Filter Structure : Direct-Form FIR Polyphase Interpolator'
'Interpolation Factor : 8 '
'Polyphase Length : 11 '
'Filter Length : 81 '
'Stable : Yes '
'Linear Phase : Yes (Type 1) '
' '
'Arithmetic : double '
' '
'Implementation Cost '
'Number of Multipliers : 81 '
'Number of Adders : 73 '
'Number of States : 10 '
'Multiplications per Input Sample : 81 '
'Additions per Input Sample : 73 '
入力引数
rcfilter
— 入力フィルター
comm.RaisedCosineReceiveFilter
System object | comm.RaisedCosineTransmitFilter
System object
入力フィルター。次のいずれかのフィルター System object として指定します。
infoType
— 表示する情報量
'short'
(既定値) | 'long'
表示するフィルター情報量。次のいずれかの値として指定します。
'short'
–– 関数は基本フィルター情報を表示します。この情報は、info(rcfilter)
で出力される情報と同じです。'long'
–– 関数はフィルターに関する次の情報を返します。フィルター構造体やフィルター次数などの仕様。
設計法やオプションなどの情報。
通過帯域カットオフや阻止帯域の減衰量など、フィルター応答の性能測定値。
フィルターをデータに適用するために必要な操作に関連するフィルターの実装コスト。
フィルターが固定小数点演算を使用する場合、関数はフィルターに関する追加情報を返します。この情報には、演算設定とフィルター内部に関する詳細が含まれます。
データ型: char
| string
arithType
— 演算型
'double'
(既定値) | 'single'
| 'Fixed'
フィルター解析で使用される演算。'double'
、'single'
、または 'Fixed'
として指定します。演算タイプが指定されず、フィルター System object がロック解除状態の場合、解析ツールは倍精度フィルターを使用します。演算タイプが指定されず、System object がロックされている場合、関数はロックされた入力のデータ型に基づいて解析を実行します。
'Fixed'
値は、固定小数点プロパティのみをもつフィルター System object に適用されます。
この入力が 'Fixed'
として指定され、フィルター オブジェクトの係数のデータ型が 'Same word length as input'
に設定されている場合、実行される演算解析は System object がロック解除されているかロックされているかに応じて異なります。
System object がロック解除されている場合は、解析オブジェクト関数は係数のデータ型を判断できません。関数は、係数のデータ型が符号付き、16 ビット語長、自動スケーリングであると仮定します。関数は、この仮定に基づいて固定小数点解析を実行します。
System object がロックされている場合は、入力のデータ型が
'double'
または'single'
であるときには、解析オブジェクト関数は係数のデータ型を判断できません。関数は、係数のデータ型が符号付き、16 ビット語長、自動スケーリングであると仮定します。関数は、この仮定に基づいて固定小数点解析を実行します。
System object がロックされているかロック解除されているかを確認するには、関数 isLocked
を使用します。
この入力が 'Fixed'
として指定され、フィルター オブジェクトの係数のデータ型がカスタム数値型に設定されている場合、オブジェクト関数はカスタム数値データ型に基づいて固定小数点解析を実行します。
データ型: char
| string
出力引数
filtInfo
— フィルター情報
文字配列
フィルター情報。文字配列として返されます。
infoType
入力を'short'
に設定すると、関数は基本フィルター情報を表示します。infoType
入力を'long'
に設定すると、関数は以下を表示します。フィルター構造体やフィルター次数などの仕様。
設計法やオプションなどの情報。
通過帯域カットオフや阻止帯域の減衰量など、フィルター応答の性能測定値。
フィルターをデータに適用するために必要な操作に関連するフィルターの実装コスト。
フィルターが固定小数点演算を使用する場合、関数はフィルターに関する追加情報を返します。この情報には、演算設定とフィルター内部に関する詳細が含まれます。
バージョン履歴
R2013b で導入
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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