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comm.KasamiSequence
カサミ シーケンスの生成
説明
comm.KasamiSequence
System object™ は、カサミ シーケンスのセットから 1 つのシーケンスを生成します。カサミ シーケンスは、相互相関特性をもつ一連のシーケンスです。詳細については、カサミ シーケンスを参照してください。
カサミ シーケンスを生成するには、以下の手順に従います。
comm.KasamiSequence
オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
プロパティ
使用法
構文
説明
はカサミ シーケンスを生成します。outsequence
= kasamiseq()
は、出力シーケンスの長さを指定します。outsequence
= kasamiseq(outputsize
)
この構文を有効にするには、VariableSizeOutput
プロパティを 1
(true
) に設定します。
は、シーケンス発生器のリセット信号を指定します。outsequence
= kasamiseq(resetseq
)
この構文を有効にするには、ResetInputPort
プロパティを 1
(true
) に設定します。
は、出力シーケンスの長さ、およびシーケンス発生器のリセット信号を指定します。outsequence
= kasamiseq(outputsize
,resetseq
)
この構文を有効にするには、VariableSizeOutput
プロパティを 1
(true
) に設定し、ResetInputPort
プロパティを 1
(true
) に設定します。
入力引数
出力引数
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
例
詳細
参照
[1] Proakis, John G. Digital Communications. 4th ed. New York: McGraw Hill, 2001.
[2] Sarwate, D.V., and M.B. Pursley. “Crosscorrelation Properties of Pseudorandom and Related Sequences.” Proceedings of the IEEE 68, no. 5 (1980): 593–619. https://doi.org/10.1109/PROC.1980.11697.
[3] Peterson, W. Wesley, and E. J. Weldon. Error-correcting Codes.1972.
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入