ビデオの長さ 29:46

理論と実践両方身につく!電気電子分野におけるシミュレーション活用

出典シリーズ: MATLABを使って教える、学ぶ

概要

コロナ禍における授業のオンライン展開や、初等教育・中等教育での情報科目の必修化に伴い、大学の授業でもソフトウェアを使った新しい教育の形が模索されています。

本Webセミナーでは、電気電子工学の教育現場において、ソフトウェアを利用したシミュレーションを授業に取り入れる利点や、実際にどのような教材を作成すればよいかについて、神戸市立工業高等専門学校電気工学科 の南政孝 准教授とMathWorksエンジニアからご紹介します。

セミナー内容:

【ゲスト講演】パワエレ教育現場の課題とシミュレーションに対する期待
講演者: 神戸市立工業高等専門学校電気工学科 准教授 南政孝 先生

南先生は電気学会 産業応用部門 半導体電力変換技術委員会にて、「デジタル技術を活用したパワーエレクトロニクス教育に関する協同研究委員会」の委員長として、パワーエレクトロニクス教育におけるITC技術・シミュレーションの活用を推進していらっしゃいます。本セッションでは、南先生の電気学会での委員会活動もご紹介いただきながら、シミュレーションを教育に取り入れる利点と課題についてお話いただきます。

MATLAB, Simulink, Simscapeを利用したシミュレーション教材の紹介

MathWorksのツールはMATLABによるスクリプト実行環境と、SimulinkとSimscapeによるシミュレーション環境を容易に連携させることが最大の特徴です。本セッションでは電気・電子系の基礎科目の担当を持つ先生を対象に、理論と現象の対応関係を学生に理解させるための授業用のサンプルをご紹介します

  • 回路の微分方程式をMATLABで解いて、手計算で導出式と突き合わせた検算を実施
  • 微分方程式から得た過渡特性と回路モデルの演算結果を比較し、理論と実際で発生しうる差異について考察

録画: 2022 年 12 月 14 日