Symbolic Math Toolbox

シンボリック数式ワークフローのガイダンスとして、ライブエディターで次の手順の提案メニューを使用する方法をご覧ください。

微積分

定積分または不定積分の厳密な解析解を求め、シンボリック式や関数の微分を計算し、級数展開を使用して関数を近似します。

求解、単純化、および代入

線形および非線形の代数方程式と微分方程式を解析的に解き、シンボリック式を単純化して書き換え、代入を使用してシンボリック式の値を求めます。

線形代数

シンボリックな行列の解析、変換、および分解を行うことで線形方程式の特性を学び、線形代数の演算を行い、連立線形方程式を行列または方程式形式で求解します。

可視化

組み込み関数を用いて、拡張された MATLAB グラフィックス機能を使用してシンボリック式と関数をプロットし、アニメーションを使用してシンボリック式の動作を可視化します。

可変精度の演算 (VPA)

有効桁数を明示的に設定して、隠れた丸め誤差を回避します。可変精度の演算で精度を下げることで、計算速度を向上させてます。

単位および次元解析

次元解析を実行し、シンボリック計算で単位の次元の互換性と一貫性を検証します。カスタムの単位系の作成、既存の単位系間での変換を行います。

ドキュメンテーションおよび共有

MATLAB ライブエディターを使用して、シンボリック数学計算を対話的に更新して表示すると、シンボリック ワークフローの次の手順が提案されます。作業をライブスクリプトとして共有するか、コードをパブリッシュして HTML、Word、LaTeX、PDF などに書式設定されたドキュメントを作成します。

コード生成

MATLAB 関数、Simulink Function ブロック、カスタム方程式に基づいた Simscape コンポーネント、C コードや Fortran コードをシンボリック式から直接生成します。