【日立×MATLAB】AIとロボットを活用した生産ライン最適化 ~シミュレーションからROS連携、IoTシステムの実現まで~
概要
AIとロボットを活用した生産ラインの最適化についてのソリューションをご紹介いたします。
MATLAB®およびSimulink® はアルゴリズム開発、データ解析、可視化、数値計算のための統合開発環境です。近年は、AI分野の機械学習やディープラーニングなどの認知アルゴリズムから自律ロボティクス分野の判断・意思決定アルゴリズムまで幅広いソリューションを強化しています。アルゴリズム設計からモデリング、シミュレーション、仮想テスト、自動コード生成、実装までの一連の開発プロセスを単一環境で実現し、開発を加速します。
IoT技術の進展に伴い、製造現場などに設置された製造機器やロボットから各種データを収集・分析し、生産性の向上や故障率の低減など、多様な経営課題を解決することが期待されています。MathWorksは株式会社日立製作所 研究開発グループ デジタルPFイノベーションセンタ様と共同で、IoTプラットフォームLumadaとMATLABを連携させ、予知保全やフリート管理、車両管制、生産ライン管理など、お客さまの課題解決に向けた取り組みを進めています。
本セッションでは株式会社日立製作所 西山 博泰様をお招きし、 LumadaとMATLAB連携による車両管制システムや生産ライン最適化についてのお取組みをご紹介いただきます。続いて、MathWorksからROS/ROS2連携やAI、ディープラーニング、強化学習などの自律アルゴリズム開発、JetsonなどへのエッジAI実装まで含めた最新ロボティクスソリューションについてご紹介いたします。
MATLABおよびSimulink 、Lumadaをご存知の方も、そうでない方もご覧いただける内容です。ぜひご参加ください。
ハイライト
- IoT、AI、ロボティクスの新技術を活用したスマートファクトリーの最新トレンド(MathWorks Japan)
- LumadaとMATLAB連携によるIoTシステムの実現 (株式会社日立製作所)
- ROSとMATLABによる効率的なロボットアプリケーション開発ワークフロー (MathWorks Japan)
講演者について
西山 博泰(にしやま ひろやす)
日立製作所 研究開発グループ デジタルPFイノベーションセンタ 主管研究員
1993年筑波大学大学院工学研究科電子・情報工学専攻博士課程修了。同年株式会社日立製作所入社。スーパコンピュータ向けコンパイラ、アプリケーション実行基盤、プログラム解析などの研究開発に従事。近年はIoTプラットホームに関する研究開発およびOSS活動に従事。 博士 (工学)
能戸 フレッド(のと ふれっど)
MathWorks Japan ロボティクス・自律システムインダストリーマネージャー
2006年から、米国航空防衛会社ノースロップグラマンでモバイルロボティクスや無人航空機などの制御システム研究・開発をGNCエンジニアとして務める。2012年にMathWorksにアプリケーションエンジニアとして入社。2018年から現職。多業界の無人・自律システム開発に対するモデルベース開発の推進に尽力している。
木川田 亘(きかわだ とおる)
MathWorks Japan アプリケーションエンジニア
電気メーカーにて画像処理LSI、画像センサー開発に従事。2014年にMathWorks Japanにアプリケーションエンジニアとして入社し、主に画像処理、信号処理、ディープラーニング、自動運転、自律ロボットに関係する技術領域を担当している。
録画: 2022 年 6 月 9 日