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ReqIF ファイルによるラウンド トリップ ワークフロー

Simulink® Requirements™ は ReqIF ファイルによるラウンド トリップ ワークフローをサポートします。ReqIF は、要件管理アプリケーション間で要件およびそれに関連するメタデータを可逆的に交換するために開発された、オープン標準の XML 形式です。ReqIF ファイルを使用することにより、要件のインポート、編集およびエクスポートが可能です。

ReqIF ファイルからの要件のインポート

ReqIF™ ファイルから要件をインポートするには、次を行います。

  1. 要件エディターで、[ファイル][インポート] を選択します。ドキュメント インポート ダイアログ ボックスで、[ReqIF ファイル (*.reqif または *.reqifz)][ドキュメント タイプ] として選択します。

  2. [ドキュメントの場所] で、ReqIF ファイルの場所を選択します。

  3. Simulink Requirements が ReqIF ファイルのソース ツールを検出します。次のような [ソース ツール] を手動で選択することもできます。

    • Polarion™

    • PREEvision

    • IBM® Rational® DOORS®

    • IBM Rational DOORS Next Generation

    • その他ほとんどのソース ツールで機能する汎用マッピング

  4. 宛先の要件セットの場所を選択します。Simulink Requirements の外部で維持されている要件を処理するときに、更新されたバージョンの ReqIF ファイルのデータを用いてインポートされた要件セットを更新できるようにする場合は、[外部ソースからの更新を許可] を選択します。データを Simulink Requirements に移行する予定がある場合は、このオプションをオフにして、インポートされた要件を自由に編集できるようにします。[インポート] をクリックしてインポート処理を完了します。

ReqIF では、要件は SpecObject として表現され、これはユーザー定義の属性をもちます。Simulink Requirements を使用すると、SpecObject の属性を要件の組み込みまたはカスタムの属性にマップして、このマッピングを XML ファイルとして保存し、後で使用することができます。マッピングにより、外部の要件管理アプリケーションからインポートされた要件データの要件スプレッドシートでの表示方法、および要件エディターまたは要件パースペクティブ ビューの [プロパティ] ペインでの表示方法をカスタマイズできます。

インポート後に属性マッピングを変更するには、要件セットの最上位のインポート ノード ( で示される) を選択して [属性マッピング] ペインを展開します。[マッピングの読み込み] をクリックして、以前に保存した属性マッピングを読み込むこともできます。

ReqIF 仕様のインポート

複数のソース仕様を ReqIF ファイルからインポートできます。複数のソース仕様が含まれる ReqIF ファイルをインポートすると、次を行うことを選択できます。

  1. 要件セットにインポートする単一の ReqIF ソース仕様を選択します。

  2. ReqIF ソース仕様を 1 つの要件セットに統合します。各仕様は独自のインポート ノードにインポートされます。各インポート ノードを個別に更新できます。

  3. 各 ReqIF ソース仕様を個別の要件セットにインポートします。宛先の要件セットを選択する代わりに、保存先フォルダーを選択します。インポート操作によって複数の要件セット ファイルが保存先フォルダーに作成されます。

ReqIF ファイルに単一の仕様が含まれている場合、前述のオプション 2 と 3 は使用できません。

大きな ReqIF ファイルの場合、各ソース仕様を個別の要件セットにインポートします。これにより、ファイルの競合が低減され、変更の追跡および個別の要件セットの差分処理が簡易化されます。

ReqIF では、リンクは 2 つの SpecObject 間の SpecRelation として表現されます。[リンクのインポート] を選択してリンクを ReqIF ファイルに保持します。[リンクのインポート] は、ReqIF ファイルで SpecObject 間に SpecRelation がある場合、有効になります。インポート後、Simulink Requirements リンク セット ファイルに、要件間または外部 URL 間のリンクが含められます。

ReqIF ファイルに SpecRelation が定義されていない場合、[リンクのインポート] オプションは無効です。有効なリンクのみがインポートされます。リンクのインポート操作はソース仕様のインポート方法によって異なります。

  1. 単一の仕様を要件セットにインポートすると、その仕様の SpecObject 内の SpecRelation のみがインポートされる。その結果、一部のリンクは省略される可能性があります。

  2. ReqIF ソース仕様を 1 つの要件セットに統合すると、関連付けられたリンクが 1 つのリンク セットにインポートされる。

  3. 各 ReqIF ソース仕様を個別の要件セットにインポートすると、関連付けられているリンクは個別のリンク セットにインポートされる。

インポートされたコンテンツの編集

要件エディターの編集機能を使用して、インポートした要件コンテンツを編集します。説明根拠などの要件の情報を、ロック解除して編集できます。要件セットでカスタム属性を定義したり、選択した要件に関してカスタム属性の値を設定することもできます。

インポートされた要件のロック解除と編集

インポートした要件は、編集する前にロック解除しなければなりません。要件セット内のすべての要件をロック解除するには、要件セットの最上位のインポート ノードを選択して、[要件の交換] ペインで [ロックをすべて解除] をクリックします。個々の要件をロック解除するには、該当する要件に移動して、[プロパティ] ペインの [ロックを解除] をクリックします。

要件セットに関連付けられているカスタム属性を追加、削除、編集するには、要件セットの最上位ノードに移動して、[カスタム属性レジストリ] ペインで利用可能なアクションを使用します。個別の要件を選択してロック解除し、カスタム属性値を設定します。

インポートされた要件コンテンツの更新

[インポート] 操作中に [外部ソースからの更新を許可] を選択した場合は、インポートした要件セットを、ソース ReqIF ファイルのデータで更新できます。要件セットの最上位のインポート ノードに移動して、[更新] をクリックします。[更新] 操作により、ロック解除した要件に対する編集などのローカルの変更はすべて、ReqIF ソース ファイルの値で上書きされます。[更新] 操作では、コメントおよびローカル属性は保持されます。

要件コンテンツのエクスポート

要件セットまたは個別の要件とその子要件を、Simulink Requirements から ReqIF ファイルにエクスポートできます。エクスポートするノードに移動して、[ファイル][ReqIF にエクスポート] を選択します。

[ReqIF にエクスポート] ダイアログ ボックスで、エクスポート マッピングと、出力先の ReqIF ファイル名およびパスを選択できます。以前にインポートした要件アーティファクトをエクスポートする場合は (ラウンド トリップ ワークフロー)、同じインポート設定を [エクスポート] 操作に使用することをお勧めします。

[エクスポート] 操作では、[インポート] 操作で使用した属性マッピングが反転されます。カスタム属性レジストリで追加または定義したローカルのカスタム属性もすべてエクスポート マッピングに含まれ、外部の要件管理アプリケーションに表示されます。

参考

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