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Simulink でのマルチコア プログラミングの制限事項

同時実行用にモデルを分割する場合は、次の制限事項が適用されます。

  • 固定ステップ ソルバーを使用するようモデルを構成します。

  • 次のモデル設定は同時実行環境のモデルに対して使用してはなりません。

    • Mac デスクトップ ターゲット用のエクスターナル モード。

    • MAT ファイルへのログ記録 ([MAT ファイルのログ] チェック ボックスがオン)。ただし、To Workspace ブロックおよび To File ブロックは使用できます。

    • ラピッド アクセラレータ モードを使用してモデルをシミュレートする場合、関数呼び出しを出力するルート レベルの Inport ブロックを最上位モデルに含めることはできません。

    • [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで、[診断][サンプル時間][マルチタスクの条件付き実行サブシステム][診断][データ有効性][マルチタスク データ ストア] パラメーターを [エラー] に設定します。

  • 明示的な分割を使用する場合、モデルのルート レベルで、モデル全体は次によって構成されていなければなりません。

    • Model ブロックを使用して参照されるモデル

    • サブシステム ブロック

    • MATLAB® System ブロック

    • MATLAB Function ブロック

    • Stateflow® チャート

    • Rate Transition ブロック

    • バーチャル接続性ブロック

      以下は、有効なバーチャル接続性ブロックです。

      • Goto ブロックと From ブロック

      • Ground ブロックと Terminator ブロック

      • Inport ブロックと Outport ブロック

      • 使用可能なブロックを含んだバーチャル サブシステム ブロック

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