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離散時間微分係数の計算
Simulink / Discrete
Discrete Derivative ブロックは、次のようにオプションでスケーリングされる離散時間微分係数を計算します。
ここで、それぞれ以下のようになります。
と は、それぞれ現在のタイム ステップでのブロックの入力と出力です。
は前のタイム ステップでのブロックの入力です。
は、スケーリング ファクターです。
は、シミュレーションの離散ステップ サイズです。これは固定サイズになります。
このブロックは、トリガーが周期的でないサブシステム (周期的でない Function-Call Subsystem など) では使用しないでください。この構成では正しい結果は得られません。
Port_1
— 入力信号入力信号。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| uint8
| uint16
| uint32
| fixed point
ゲイン値
— スケーリング ファクター1.0
(既定値) | スカラー現在のタイム ステップでのブロックの入力に重みを付けるために使われるスケーリング ファクター。実数値のスカラーとして指定します。
ブロック パラメーター: gainval
|
型: 文字ベクトル |
値: スカラー |
既定の設定: '1.0'
|
前の重み付き入力 K*u/Ts の初期条件
— 初期条件0.0
(既定値) | スカラー前のスケール入力の初期条件。スカラーとして指定します。
ブロック パラメーター: ICPrevScaledInput
|
型: 文字ベクトル |
値: スカラー |
既定の設定: '0.0'
|
入力処理
— サンプルベースまたはフレームベースの処理を指定チャネルとしての要素 (サンプル ベース)
(既定値) | チャネルとしての列 (フレーム ベース)
ブロックでサンプルベースかフレームベースのどちらの処理を実行するかを指定します。
チャネルとしての列 (フレーム ベース)
— 入力の各列を独立したチャネルとして扱います (フレームベースの処理)。
フレームベースの処理には、DSP System Toolbox™ のライセンスが必要になります。
詳細については、サンプルベースおよびフレームベースの概念 (DSP System Toolbox)を参照してください。
チャネルとしての要素 (サンプル ベース)
— 入力の各要素を独立したチャネルとして扱います (サンプルベースの処理)。
[入力処理] を使って、ブロックでサンプルベースかフレームベースのどちらの処理を実行するかを指定します。ブロックは、入力 u
にフレームベースの信号を受け入れます。その他すべての入力信号はサンプルベースでなければなりません。
入力信号 u | 入力処理モード | ブロックは動作するか |
---|---|---|
サンプルベース | サンプルベース | はい |
フレームベース | いいえ、エラーが発生 | |
サンプルベース | フレームベース | はい |
フレームベース | はい |
これらの 2 つの処理モードの詳細については、サンプルベースおよびフレームベースの概念 (DSP System Toolbox)を参照してください。
ブロック パラメーター: InputProcessing |
型: 文字ベクトル |
値: 'Columns as channels
(frame based)' | 'Elements as channels (sample
based)' |
既定の設定: 'Elements as channels
(sample based)' |
出力の最小値
— 範囲チェックの最小出力値[]
(既定値) | スカラーSimulink® がチェックする出力範囲の下限値。
Simulink は、最小値を使って以下を行います。
一部のブロックに対するパラメーター範囲のチェック (ブロック パラメーターの最小値と最大値の指定を参照)
シミュレーション範囲のチェック (信号範囲およびシミュレーション範囲のチェックの有効化を参照)
固定小数点データ型の自動スケーリング
モデルから生成するコードの最適化。この最適化により、アルゴリズム コードが削除され、SIL やエクスターナル モードなどの一部のシミュレーション モードの結果に影響を与えることがあります。詳細については、指定した最小値と最大値を使用した最適化 (Simulink Coder)を参照してください。
[出力の最小値] により、実際の出力信号が飽和する (またはクリップされる) ことはありません。代わりに、Saturation ブロックを使用してください。
ブロック パラメーター: OutMin |
型: 文字ベクトル |
値: '[ ]' | スカラー |
既定の設定: '[ ]' |
出力の最大値
— 範囲チェックの最大出力値[]
(既定値) | スカラーSimulink がチェックする出力範囲の上限値。
Simulink は、最大値を使って以下を行います。
一部のブロックに対するパラメーター範囲のチェック (ブロック パラメーターの最小値と最大値の指定を参照)
シミュレーション範囲のチェック (信号範囲およびシミュレーション範囲のチェックの有効化を参照)
固定小数点データ型の自動スケーリング
モデルから生成するコードの最適化。この最適化により、アルゴリズム コードが削除され、SIL やエクスターナル モードなどの一部のシミュレーション モードの結果に影響を与えることがあります。詳細については、指定した最小値と最大値を使用した最適化 (Simulink Coder)を参照してください。
[出力の最大値] により、実際の出力信号が飽和する (またはクリップされる) ことはありません。代わりに、Saturation ブロックを使用してください。
ブロック パラメーター: OutMax |
型: 文字ベクトル |
値: '[ ]' | スカラー |
既定の設定: '[ ]' |
出力データ型
— 出力データ型継承: 内部ルールによる継承
(既定値) | 継承: 逆伝播による継承
| double
| single
| int8
| uint8
| int16
| uint16
| int32
| uint32
| int64
| uint64
| fixdt(1,16,0)
| fixdt(1,16,2^0,0)
出力データ型を指定します。以下を指定可能です。
データ型継承ルール (例: 継承: 逆伝播による継承
組み込みデータ型名 (例: single
)
データ型オブジェクト名 (例: Simulink.NumericType
オブジェクト)
データ型を評価する式 (例: fixdt(1,16,0)
)
[データ型アシスタントを表示] ボタン をクリックして、データ型の属性の設定に役立つ [データ型アシスタント] を表示します。詳細については、データ型アシスタントを利用したデータ型の指定を参照してください。
ブロック パラメーター: OutDataTypeStr
|
型: 文字ベクトル |
値: 'Inherit: Inherit via internal rule' | 'Inherit:
Inherit via back propagation' | 'double' | 'single' | 'int8'
| 'uint8' | 'int16' | 'uint16' | 'int32' | 'uint32' |
'int64' | 'uint64' | 'fixdt(1,16,0)' |
'fixdt(1,16,2^0,0)' |
既定の設定: 'Inherit: Inherit via internal rule'
|
固定小数点ツールによる変更に対して出力データ型の設定をロックする
— 固定小数点ツールが出力データ型をオーバーライドするのを防止off
(既定値) | on
固定小数点ツールが、ブロックに指定した [出力] データ型をオーバーライドしないようにするには、このパラメーターを選択します。詳細については、[出力データ型の設定をロックする] の使用 (Fixed-Point Designer)を参照してください。
ブロック パラメーター: LockScale |
型: 文字ベクトル |
値: 'off' | 'on' |
既定の設定: 'off' |
整数丸めモード
— 固定小数点演算の丸めモード負方向
(既定値) | 正方向
| 最も近い偶数方向
| 最も近い正の整数方向
| 最も近い整数方向
| 最も簡潔
| ゼロ方向
固定小数点演算の丸めモードを指定します。詳細については、丸め (Fixed-Point Designer)を参照してください。
ブロック パラメーターは常に最近傍の表現可能な値に丸められます。ブロックパラメーターの丸めを直接制御するには、MATLAB® の丸め関数を使用する式をマスク フィールドに入力します。
ブロック パラメーター: RndMeth |
型: 文字ベクトル |
値: 'Ceiling' | 'Convergent' | 'Floor' | 'Nearest' | 'Round' | 'Simplest' |
'Zero' |
既定の設定: 'Floor' |
オーバーフローの場合、最大値または最小値に飽和
— オーバーフロー アクションの方法off
(既定値) | on
このチェック ボックスをオンにすると、オーバーフローを、データ型が表現できる最小値または最大値のいずれかに飽和させます。このオプションを選択しないと、オーバーフローはラップします。
このチェック ボックスをオンにすると、飽和は出力や結果だけでなく、このブロックの内部演算すべてに適用されます。通常、オーバーフローが可能ではない場合は、コード生成プロセスで検出されます。この場合、コード ジェネレーターでは飽和コードは生成されません。
ブロック パラメーター: DoSatur |
型: 文字ベクトル |
値: 'off' | 'on' |
既定の設定: 'off' |
データ型 |
|
直接フィードスルー |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
|
Triggered Subsystem の階層内で使用される場合は絶対時間に依存します。
生成されたコードは、ある条件の下で関数 memcpy
または関数 memset
(string.h
) に依存します。
MATLAB のコマンドを実行するリンクがクリックされました。
このリンクは、Web ブラウザーでは動作しません。MATLAB コマンド ウィンドウに以下を入力すると、このコマンドを実行できます。
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