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共同モデル編集
Simulink® 編集環境で共同作業を行う方法について学習します。モデルの内容に注釈を付けて共有、再利用、印刷し、その機密性を保護する方法を確認します。
モデルの作業を他のユーザーと共同で行う場合、モデルと編集内容に関連する情報を、モデル ファイルに保存されるテキストを介して伝達できます。ラベルや簡単な説明をモデル キャンバスに追加するには、注釈を使用します。編集中のブロックについて同僚とやり取りするには、ブロック コメントを使用します。モデルに背景情報や指示を追加するには、メモを使用します。
作成したモデルの内容を他のユーザーと共有したり、再利用したりできます。編集したブロックや作成したカスタム ブロックを共有するには、カスタム ブロック ライブラリを使用します。モデル内のサブシステムの独立したコピーを作成するには、Subsystem ブロックを使用します。サブシステムとモデルの内容を他のモデルで再利用するには、Subsystem Reference ブロックと Model ブロックを使用します。使用するコンポーネントを決定するには、コンポーネントベースのモデル化のガイドラインを参照してください。
サード パーティにモデルの内容を開示せずにモデルを共有する場合は、モデルを保護します。保護モデルを作成するには、Simulink Coder™ ライセンスが必要です。保護モデルの内容を他のモデルで再利用するには、Model ブロックを使用します。詳細については、モデルの保護 (Simulink Coder)を参照してください。
1 つ以上のモデルの開発またはメンテナンスを共同で行うには、プロジェクトを作成することを検討してください。プロジェクトは、ファイルを整理して共有し、ソース管理との対話操作を行うのに役立ちます。詳細については、プロジェクト管理を参照してください。
トピック
モデルへのテキストの追加
- Annotate Models
Use text, hyperlinks, equations, images, and tables to label sections of a model. - ブロックのコメントによるメッセージの交換
ブロックに関連するコメントを追加し、コメントに応答し、コメントを解決します。 - Write In-Model Documentation Using Notes
To help others to understand a model, write notes.
モデルの内容の共有、再利用、標準化
- モデルからのテンプレートの作成
モデルの内容と構成を再利用するためのテンプレートを作成する。 - カスタム ライブラリの作成
カスタム ライブラリにブロックと注釈を追加して、ライブラリ構造体を定義します。 - コンポーネントベースのモデル化のガイドライン
大規模モデルおよびマルチユーザー開発チームのためのコンポーネント化について考える。 - Create and Use Referenced Subsystems in Models
Reference, reuse, and manage subsystems stored in separate files. - モデル参照の基礎
モデルを別のモデルで参照するかどうかを決める。 - バスルーティング ブロックの共有と再利用
サブシステム参照またはカスタム ライブラリを使用してバスの作成または操作を行うブロックを共有する。 - モデル バージョンの管理とモデル プロパティの指定
モデルのバージョン情報、履歴、コールバック関数、モデルの説明を表示、編集します。
機密内容の保護
- コンテンツを隠すためのモデルの保護 (Simulink Coder)
サードパーティに知的財産を開示せずにモデルを共有する場合は、モデルを保護してください。 - サードパーティからの保護モデルの参照
サードパーティから受け取った保護モデルを使用します。
モデルの印刷
- モデル ブロック線図の印刷
オプションを使用して印刷ジョブをカスタマイズしてモデル ブロック線図を印刷する。 - 印刷ページの印刷フレームの作成
ブロック線図に関する情報を含む境界線を印刷ページに追加する。 - Print Model Reports
Print a description of the structure and content of a model to a HTML document.