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プログラムによるプレゼンテーションの作成

この例では、MATLAB® API for PowerPoint (PPT API) を使用して PowerPoint® プレゼンテーションを作成する方法を示します。この例では、次のスライドを生成します。

プログラムでプレゼンテーションを作成するには次のようにします。

  1. PPT API パッケージをインポートします。

  2. プレゼンテーション コンテナーを作成します。

  3. スライドを追加します。

  4. スライドにコンテンツを追加します。

  5. プレゼンテーションを生成します。

PPT API パッケージのインポート

PPT API のクラスは、mlreportgen.ppt パッケージに属します。このパッケージをインポートして、PPT API オブジェクトのコンストラクターとメソッドを呼び出すときにパッケージ名を含める必要がないようにします。

import mlreportgen.ppt.*

プレゼンテーション コンテナーの作成

プレゼンテーションを含めるための mlreportgen.ppt.Presentation オブジェクトを作成します。この例では、出力ファイル名に myPresentation を指定し、テンプレートは指定しません。

ppt = Presentation('myPresentation.pptx');

テンプレートを指定しなかったため、PPT API は既定のテンプレートを使用します。テンプレートは、スライドの既定のレイアウトとスタイルを定義します。カスタム テンプレートを作成するには、PowerPoint プレゼンテーション テンプレートの設定を参照してください。書式プロパティと書式オブジェクトを使用して、テンプレートで定義された既定のスタイルをオーバーライドできます。プレゼンテーションの書式設定方法を参照してください。

スライドとスライド コンテンツの追加

スライドを追加するには、add メソッドを使用して、テンプレートで使用できるスライド レイアウトを指定します。PowerPoint プレゼンテーション テンプレートの設定を参照してください。この例では、既定のテンプレートに含まれている次のスライド レイアウトを使用します。

  • Title Slide

  • Title and Picture

  • Title and Content

  • Title and Table

スライドにコンテンツを追加するには、replace メソッドを使用して、コンテンツ プレースホルダーを新しいコンテンツに置き換えます。コンテンツの追加と置換の詳細については、プレゼンテーション コンテンツの追加と置換を参照してください。replace メソッドを使用するには、スライド レイアウトのプレースホルダーを識別する名前を指定しなければなりません。たとえば、Title Slide レイアウトには Title プレースホルダーと Subtitle プレースホルダーがあります。特定のスライド レイアウトのコンテンツ プレースホルダー名を見つける方法の詳細については、PowerPoint テンプレート要素へのアクセスを参照してください。

タイトル スライドの追加

タイトル スライドを追加するには、Title Slide レイアウトを使用します。

titleSlide = add(ppt,'Title Slide');

Title Slide レイアウトには次のプレースホルダーがあります。

  • Title

  • Subtitle

Title プレースホルダーをタイトル テキストに置き換えます。

replace(titleSlide,'Title','Create Histogram Plots');

タイトル テキストをパーツごとに作成することで、関数名 histogram を異なるフォントで書式設定できます。

subtitleText = Paragraph('The ');
funcName = Text('histogram');
funcName.Font = 'Courier New';

append(subtitleText,funcName);
append(subtitleText,' Function');

Subtitle プレースホルダーを SubtitleText に格納されているテキストに置き換えます。

replace(titleSlide,'Subtitle',subtitleText);

画像のあるスライドの追加

スライド画像に使用するイメージ ファイルを作成します。

x = randn(10000,1);
h = histogram(x);
saveas(gcf,'myPlot_img.png');

イメージ ファイルから mlreportgen.ppt.Picture オブジェクトを作成します。

plot1 = Picture('myPlot_img.png');

Title and Picture レイアウトを使用して、プレゼンテーションに画像スライドを追加します。

pictureSlide = add(ppt,'Title and Picture');

Title and Picture レイアウトには次のプレースホルダーがあります。

  • Title

  • Picture

Title プレースホルダーをタイトル テキストに置き換え、Picture プレースホルダーを plot1 に置き換えます。

replace(pictureSlide,'Title','Histogram of Vector');
replace(pictureSlide,'Picture',plot1);

イメージ ファイルのコンテンツは、プレゼンテーションを閉じるときにプレゼンテーションにコピーされます。プレゼンテーションを閉じる前に、イメージ ファイルを削除したり上書きしたりしないでください。プレゼンテーション プログラムで複数のイメージ ファイルを作成する場合は、一意のファイル名を付けてください。

テキストのあるスライドの追加

テキストのあるスライドを追加するには、Title and Content レイアウトを使用します。

textSlide = add(ppt,'Title and Content');

Title and Content レイアウトには次のプレースホルダーがあります。

  • Title

  • Content

タイトル テキストをパーツごとに作成することで、関数名 histogram を異なるフォントで書式設定できます。

titleText = Paragraph('What You Can Do with ');
func = Text('histogram');
func.Font = 'Courier New';
append(titleText,func);

Title プレースホルダーおよび Content プレースホルダーを置き換えます。

replace(textSlide,'Title',titleText);
replace(textSlide,'Content',{'Create histogram plot of x',...
'Specify:',{'Number of bins','Edges of the bins'},...
'Plot into a specified axes'});

テーブルのあるスライドの追加

テーブルのあるスライドを追加するには、Title and Table レイアウトを使用します。

tableSlide = add(ppt,'Title and Table');

The Title and Table レイアウトには次のプレースホルダーがあります。

  • Title

  • Table

Title プレースホルダーを置き換えます。

replace(tableSlide,'Title','Parameters');

テーブルを作成するには、いくつかの方法があります。テーブルの作成と書式設定を参照してください。この例では、テーブルを 1 行ずつ作成します。

  1. mlreportgen.ppt.Table オブジェクトとしてテーブルを作成します。

  2. テーブルの行ごとに mlreportgen.ppt.TableRow オブジェクトを作成します。

  3. mlreportgen.ppt.TableEntry オブジェクトを作成して、それらをテーブルの行に追加します。

paramTable = Table();
colSpecs(2) = ColSpec('6in');
colSpecs(1) = ColSpec('3in');
paramTable.ColSpecs = colSpecs;

tr1 = TableRow();
tr1.Style = {Bold(true)};

tr1te1Text = Paragraph('Value');
tr1te2Text = Paragraph('Description');
tr1te1 = TableEntry();
tr1te2 = TableEntry();
append(tr1te1,tr1te1Text);
append(tr1te2,tr1te2Text);
append(tr1,tr1te1);
append(tr1,tr1te2);

tr2 = TableRow();
tr2te1Text = Paragraph('auto');
tr2te1Text.Font = 'Courier New';
tr2te2Text = Paragraph('The default auto algorithm chooses a bin width to ');
append(tr2te2Text,'cover the data range and reveal the shape of the distribution.');
tr2te1 = TableEntry();
tr2te2 = TableEntry();
append(tr2te1,tr2te1Text);
append(tr2te2,tr2te2Text);
append(tr2,tr2te1);
append(tr2,tr2te2);

tr3 = TableRow();
tr3te1Text = Paragraph('scott');
tr3te1Text.Font = 'Courier New';
tr3te2Text = Paragraph(' Is optimal if the data is close ');
append(tr3te2Text,'to being jointly normally distributed. This rule is ');
append(tr3te2Text,'appropriate for most other distributions, as well.');
tr3te1 = TableEntry();
tr3te2 = TableEntry();
append(tr3te1,tr3te1Text);
append(tr3te2,tr3te2Text);
append(tr3,tr3te1);
append(tr3,tr3te2);

append(paramTable,tr1);
append(paramTable,tr2);
append(paramTable,tr3);

Table プレースホルダーを paramTable に置き換えます。

replace(tableSlide,'Table',paramTable);

プレゼンテーションの生成と表示

close(ppt);
rptview(ppt);

参考

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