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プレゼンテーションの書式設定方法

PowerPoint® 用 MATLAB® API (PPT API) では、PowerPoint テンプレートと、PPT API の書式オブジェクトおよび書式プロパティを使用して、オブジェクトの外観を指定できます。PPT API は、プレゼンテーションの要素を書式設定する 4 つの方法をサポートしています。

書式設定の方法用途

PowerPoint テンプレートで書式設定を定義

  • プレゼンテーション内で書式設定をグローバルに適用

  • プレゼンテーション間の一貫性を保持

  • PPT API で提供される書式オプションを拡張

PPT API を使用し、書式オブジェクトを指定してプレゼンテーション オブジェクトのスタイルを定義

  • 特定のプレゼンテーション要素を書式設定

  • 1 つのステートメントで複数の書式オプションを指定

  • 16 進数の色の値など、プログラムで繰り返し使用される複雑な値を指定

  • オブジェクトの書式プロパティで提供されるオプションの範囲を超えて書式オプションを拡張

  • 複数のオブジェクトで使用するスタイルを定義

PPT API を使用し、プレゼンテーション オブジェクトの書式プロパティを設定

  • 特定のプレゼンテーション オブジェクトに対し、1 つまたは 2 つの標準的な書式オプションを指定

  • オブジェクトの書式プロパティで提供されるオプションの範囲を超えて書式オプションを拡張

  • 特定のプレゼンテーション オブジェクトに対し、1 つまたは 2 つの標準的な書式オプションを指定

PowerPoint ソフトウェアで、生成された PPT API を書式設定

  • 特定バージョンの生成されたプレゼンテーションをカスタマイズ

  • 書式オブジェクトで提供されるオプションの範囲を超えて書式オプションを拡張

テンプレートの書式設定

以下に対して書式設定をグローバルに適用するためにテンプレートを使用します。

  • プレゼンテーション全体 (スライドの背景色など)。

  • プレゼンテーションの特定の種類の要素 (スライド タイトルなど)。

PPT API で PowerPoint テンプレートを使用する場合、次のようなテンプレート要素を作成して書式設定します。

  • スライド マスター

  • スライド レイアウト

  • プレースホルダー

  • テーブル スタイル

書式設定の定義にテンプレートを使用すると、PPT API に用意されているものよりも多くの書式オプションを利用できます。テンプレートで書式設定を定義すると、そのテンプレートを使用したすべての PPT API プレゼンテーションに一貫した書式設定をもたせることができます。

特定のスライドの特定のコンテンツを書式設定する場合は、他のいずれかの方法の使用を検討してください。特殊な書式設定要素をテンプレートに追加すると、テンプレートが複雑になりすぎる可能性があります。

書式オブジェクト

PPT API 書式オブジェクトを定義し、それを使用してプレゼンテーション オブジェクトの書式設定スタイルを指定できます。プレゼンテーション オブジェクトの作成後、書式オブジェクトの cell 配列を使用して、そのオブジェクトの Style プロパティを定義できます。例:

import mlreporgen.ppt.*

p = Paragraph('Model Highlights');
p.Style = {FontColor('red'),Bold(true)};

ベスト プラクティスは、Style プロパティの既存の値に、追加する書式オブジェクトの cell 配列を連結して、Style プロパティを設定することです。例:

import mlreporgen.ppt.*

p = Paragraph('Model Highlights');
p.Style = [p.Style {FontColor('red'),Bold(true)}];

こうすることで、以前に追加した書式オブジェクトや、PPT API が Style プロパティと書式プロパティを同期するために追加した書式オブジェクトが誤って削除されるのを防ぐことができます。

多くのプレゼンテーション オブジェクトでは、書式オブジェクトを使用すると、プレゼンテーション オブジェクトの書式プロパティよりも多くの書式オプションを利用できます。書式オブジェクトを使用することでコードを合理化できます。つまり、複数の書式オプションを 1 つのステートメント内で組み合わせ、定義したスタイルを複数のプレゼンテーション オブジェクトに適用できます。

書式プロパティ

特定のプレゼンテーション オブジェクトの標準的な書式設定については、PPT API プレゼンテーション要素の書式プロパティを使用します。

プレゼンテーション オブジェクトの定義後、その書式プロパティの値を設定できます。例:

import mlreportgen.ppt.*

p = Paragraph('My paragraph');
p.FontColor = 'red';
p.Font = 'Arial';
p.FontSize = '18pt';

この書式設定はその特定のオブジェクトにのみ適用されます。プレゼンテーション要素にオプションを 1 つだけ設定する場合は、書式プロパティを使用するのが最も簡単な方法です。

スライド コンテンツの対話的な書式設定

PPT API プレゼンテーションの生成後、PowerPoint ソフトウェアを使用して書式設定を微調整できます。

PowerPoint では、PPT API で指定できないオプション (アニメーションなど) を含む、すべての PowerPoint 書式オプションを使用できます。生成されたプレゼンテーションのスライド コンテンツを対話的に編集すると、そのプレゼンテーションの今後のバージョンに影響を与えずに、特定のバージョンのプレゼンテーションをカスタマイズできます。

PPT API を使用して生成したプレゼンテーションを PowerPoint を使用してカスタマイズする場合、そのプレゼンテーションを再び生成するとそれらのカスタマイズは失われます。コンテンツの対話的な書式設定を保持するには、カスタマイズ バージョンのプレゼンテーションを別のファイル名で保存します。

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