プレゼンテーション書式の継承
PPT API では、PowerPoint® テンプレートと、PPT API の書式オブジェクトおよび書式プロパティを使用して、プレゼンテーション オブジェクトを書式設定できます。書式設定の方法を組み合わせることができます。
PowerPoint テンプレートで指定する書式設定によって、プレゼンテーション コンテンツの既定の書式が指定されます。
PPT API を使用して、特定のプレゼンテーション オブジェクトを書式設定できます。次が可能です。
プレゼンテーション オブジェクトの
Style
プロパティで使用できる書式オブジェクトを定義プレゼンテーション オブジェクトの書式プロパティの値を指定
Style
プロパティによる書式設定と、書式プロパティによる書式設定を組み合わせることができます。例:
p = Paragraph('This is a paragraph'); p.Style = {Bold(true),Underline('wavy')}; p.FontColor = 'red';
各方法を使用して同じ書式設定の特性を定義する場合、PPT API はコード内で後に出現する方の指定を使用します。たとえば、次のコードは段落のテキストの既定の色として青を指定します。
p = Paragraph('This is a paragraph'); p.Style = {FontColor('red')}; p.FontColor = 'blue';
いくつかの PPT API オブジェクトは階層的です。例:
Text
オブジェクトをParagraph
オブジェクトに追加できる。TableEntry
オブジェクトをTableRow
に追加し、TableRow
オブジェクトをTable
に追加できる。
親オブジェクトの書式設定がその子オブジェクトに適用されます。ただし、子オブジェクトで指定された書式は、親の書式設定をオーバーライドします。例:
import mlreportgen.ppt.*; ppt = Presentation('myParagraphPresentation.pptx'); open(ppt); slide1 = add(ppt,'Title and Content'); %% Use Unicode for special characters p = Paragraph('Parent default red text: '); p.FontColor = 'red'; t = Text('child text object blue text'); t.FontColor = 'blue'; append(p,t); add(slide1,'Content',p); close(ppt); rptview(ppt);