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colormap

現在のカラーマップの表示と設定

説明

colormap map は現在の Figure のカラーマップを事前定義されたカラーマップのいずれかに設定します。Figure のカラーマップを設定した場合、Figure の座標軸とチャートは同じカラーマップを使用します。新しいカラーマップの長さ (色の数) は現在のカラーマップと同じになります。この構文を使用する場合、カラーマップにカスタムの長さは指定できません。カラーマップの詳細については、カラーマップとはを参照してください。

colormap(map) は、現在の Figure のカラーマップを map で指定されたカラーマップに設定します。

colormap(target,map) は、現在の Figure の代わりに、target で指定された Figure、座標軸、またはチャートにカラーマップを設定します。

cmap = colormap は、現在の Figure のカラーマップを RGB 3 成分から成る 3 列の行列として返します。

cmap = colormap(target) は、target で指定された Figure、座標軸またはチャートのカラーマップを返します。

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表面プロットを作成し、カラーマップを winter に設定します。

surf(peaks)
colormap winter

まず、現在の Figure のカラーマップを summer に変更します。

surf(peaks)
colormap summer

次に、カラーマップをシステムの既定値に戻します。別の既定値を指定していない限り、既定のカラーマップは parula です。

colormap default

2 つのサブプロットを含む Figure を作成し、座標軸のハンドル ax1 および ax2 を格納します。関数 colormap に座標軸のハンドルを渡して、座標軸ごとに異なるカラーマップを使用します。上のサブプロットでは、spring カラーマップを使用して表面プロットを作成します。下のサブプロットでは、winter カラーマップを使用して表面プロットを作成します。

ax1 = subplot(2,1,1); 
surf(peaks)
colormap(ax1,spring)

ax2 = subplot(2,1,2); 
surf(peaks)
colormap(ax2,winter)

組み込みのカラーマップに入力引数として整数を渡し、カラーマップの使用する色の数を指定します。parula カラーマップの色を 5 つ使用します。

mesh(peaks)
colormap(parula(5))

0.0 ~ 1.0 の範囲の値から成る 3 列の行列を定義して、カスタムのカラーマップを作成します。各行で RGB 3 成分を定義します。1 列目に赤の強度を指定します。2 列目に緑の強度を指定します。3 列目に青の強度を指定します。

最初の 2 列をゼロに設定して、青の値のカラーマップを使用します。

map = [0 0 0.3
    0 0 0.4
    0 0 0.5
    0 0 0.6
    0 0 0.8
    0 0 1.0];

surf(peaks)
colormap(map)

関数 peaks の表面プロットを作成し、カラーマップを指定します。

mesh(peaks)
colormap(autumn(5))

プロットで使用されている色を定義する値の 3 列の行列を返します。各行に、カラーマップの 1 つの色を示す RGB 3 成分の値が 1 つずつ格納されます。

cmap = colormap
cmap = 5×3

    1.0000         0         0
    1.0000    0.2500         0
    1.0000    0.5000         0
    1.0000    0.7500         0
    1.0000    1.0000         0

関数 colormap に座標軸のハンドルを渡して、特定の座標軸のカラーマップの値を返します。

2 つのサブプロットを含む Figure を作成し、座標軸のハンドル ax1 および ax2 を返します。それぞれの座標軸に塗りつぶし等高線図を追加し、それぞれの座標軸で異なるカラーマップを使用します。

ax1 = subplot(2,1,1);
contourf(peaks)
colormap(ax1,hot(8))

ax2 = subplot(2,1,2);
contourf(peaks)
colormap(ax2,pink)

関数 colormap に座標軸のハンドル ax1 を渡して、上のサブプロットで使用されているカラーマップの値を返します。各行に、カラーマップの 1 つの色を示す RGB 3 成分の値が 1 つずつ格納されます。

cmap = colormap(ax1)
cmap = 8×3

    0.3333         0         0
    0.6667         0         0
    1.0000         0         0
    1.0000    0.3333         0
    1.0000    0.6667         0
    1.0000    1.0000         0
    1.0000    1.0000    0.5000
    1.0000    1.0000    1.0000

イメージ X とそれに関連付けられたカラーマップ map を返す spine データセットを読み込みます。関数 image を使用して X を表示し、カラーマップを map に設定します。

load spine
image(X)
colormap(map)

入力引数

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新しいカラー スキームのカラーマップ。カラーマップの名前、RGB 3 成分から成る 3 列の行列、または 'default' として指定します。カラーマップの名前は、現在のカラーマップと同じ数の色をもつ事前定義されたカラーマップを指定します。RGB 3 成分から成る 3 列の行列は、カスタムのカラーマップを指定します。独自の行列を作成できます。あるいは、事前定義されたカラーマップ関数のいずれかを呼び出して行列を作成することもできます。たとえば、colormap(parula(10)) は、現在の Figure のカラーマップを parula カラーマップから選択した 10 色に設定します。

'default' の値は、ターゲット オブジェクトのカラーマップを既定のカラーマップに設定します。

カラーマップの名前

次の表に事前定義されたカラーマップを示します。

カラーマップの名前カラー スケール
parula

jet

hsv

hot

cool

spring

summer

autumn

winter

gray

bone

copper

pink

lines

colorcube

prism

flag

white

3 列の行列

カスタムのカラーマップを作成するには、map に RGB 3 成分から成る 3 列の行列を指定し、各行で 1 つの色を定義します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば次の行列では 5 色のカラーマップを定義しています。

map = [0.2 0.1 0.5
    0.1 0.5 0.8
    0.2 0.7 0.6
    0.8 0.7 0.3
    0.9 1 0];

次の表に一般的な色に対応する RGB 3 成分の値を示します。

RGB 3 成分
[1 1 0]
マゼンタ[1 0 1]
シアン[0 1 1]
[1 0 0]
[0 1 0]
[0 0 1]
[1 1 1]
[0 0 0]

データ型: char | double

ターゲット。次の値のいずれかとして指定します。

  • Figure オブジェクト。Figure のカラーマップは、Figure 内のすべての座標軸のプロットに適用されます。

  • Axes オブジェクトまたは PolarAxes オブジェクト。Figure 内の異なる座標軸に対して、固有のカラーマップを定義できます。

  • Colormap プロパティをもつグラフィックス オブジェクト。たとえば、HeatmapChart オブジェクトのカラーマップの変更またはクエリができます。

出力引数

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カラーマップの値。RGB 3 成分から成る 3 列の行列として返されます。行列の各行に、カラーマップの 1 つの色を定義する RGB 3 成分が 1 つずつ格納されます。値の範囲は [0, 1] です。

詳細

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カラーマップとは

カラーマップとは、0 から 1 の範囲の値をもつ行列で、surface、image および patch の各オブジェクトのようなグラフィックス オブジェクトの色を定義します。MATLAB® は、データ値をカラーマップ内の色にマップして、オブジェクトを描画します。

カラーマップの長さは任意ですが、幅は 3 列でなければなりません。行列の各行は、RGB 3 成分を使用して 1 色を定義します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0, 1] の範囲でなければなりません。0 の値は色なし、1 の値は最大強度を表します。たとえば、このコマンドは、黒、赤、緑、青、白の 5 色をもつカラーマップを作成します。

mymap = [0 0 0
    1 0 0
    0 1 0
    0 0 1
    1 1 1];

可視化のカラー スキームを変更するには、関数 colormap を呼び出して、座標軸または Figure を含むカラーマップを変更します。たとえば、次のコマンドは表面プロットを作成し、Figure のカラーマップを mymap に設定します。

surf(peaks)
colormap(mymap)

互換性についての考慮事項

  • R2018a 以降、Figure のカラーマップを設定した場合、その Figure 内の座標軸とチャートは同じカラーマップを使用します。以前は、カラーマップを明示的に設定した座標軸とチャートは、Figure のカラーマップを設定したときに影響を受けませんでした。Axes オブジェクトに Figure とは異なるカラーマップを使用する場合は、Figure のカラーマップを設定した後に座標軸のカラーマップを設定します。

  • R2014b 以降、既定のカラーマップは parula です。以前のリリースでの既定のカラーマップは jet でした。

ヒント

  • カラーマップの範囲、およびこれらの範囲とデータの範囲との関連付けを制御するには、関数 caxis を使用します。

R2006a より前に導入