メインコンテンツ

ind2rgb

インデックス付きイメージを RGB イメージに変換

説明

RGB = ind2rgb(X,map) はインデックス付きイメージ X および対応するカラーマップ map を RGB (トゥルーカラー) 形式に変換します。

すべて折りたたむ

サンプルのインデックス付きイメージ ファイルの最初のイメージを読み取ります。

[A,map] = imread("corn.tif");
whos A map
  Name        Size              Bytes  Class     Attributes

  A         415x312            129480  uint8               
  map       256x3                6144  double              

インデックス付きイメージ Auint8 型の 415 行 312 列の行列で、カラーマップ mapdouble 型の 256 行 3 列の行列です。map の寸法は、インデックス付きイメージに最大 256 色が含まれていることを示します。

イメージを表示します。

imshow(A,map)

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type image.

インデックス付きイメージを RGB イメージに変換します。結果は double 型の 415×312×3 の配列になります。

RGB = ind2rgb(A,map);

RGB イメージの値が範囲 [0, 1] 内にあることを確認します。

[minVal,maxVal] = bounds(RGB(:))
minVal = 
0.0078
maxVal = 
0.9765

入力引数

すべて折りたたむ

インデックス付きイメージ。mn 列の整数行列として指定します。

  • X を整数データ型の配列として指定した場合、値 0 はカラーマップ map の最初の色に対応します。c カラーを含むカラーマップの場合、イメージ X の値は範囲 [0, c-1] にクリップされます。

  • Xsingle データ型または double データ型の配列として指定した場合、値 1 はカラーマップの最初の色に対応します。c カラーを含むカラーマップの場合、イメージ X の値は範囲 [1, c] にクリップされます。

データ型: single | double | uint8 | uint16

インデックス付きイメージ X に関連付けられたカラーマップ。範囲 [0, 1] の値をもつ c 行 3 列の行列として指定します。map の各行は、カラーマップの各色を構成する赤、緑、青の成分を指定する RGB 3 成分です。

データ型: double

出力引数

すべて折りたたむ

RGB イメージ。値の範囲が [0, 1] の m×n×3 の数値配列として返されます。

データ型: double

拡張機能

すべて展開する

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入