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カラーマップ エディター
カラーマップ エディターを開く
説明
カラーマップ エディターを使用して、選択した Figure または座標軸のカラーマップをカスタマイズできます。カラーマップの詳細については、詳細の節を参照してください。
カラーマップ エディターを使用すると、以下を実行できます。
事前定義されたカラーマップを選択する。
保存されたカラーマップをワークスペースからインポートする。
カラーマップの色の位置を調整する。
特定の位置で色を変更する。
カスタム カラーマップをワークスペースに保存する。
MATLAB® は選択した Figure または座標軸のカラーマップに変更を適用します。
カラーマップ エディター を開く
MATLAB コマンド プロンプト: 「colormapeditor
」と入力します。
例
カラーマップを調整してイメージの詳細を改善
mri
データセットを読み込み、1 つのイメージ スライスを表示します。
load mri
imagesc(D(:,:,1,11))
カラーマップ エディターを開きます。ドロップダウン メニューを使用して、カラーマップを [Hot] に変更します。
colormapeditor
赤いセクションをクリックして右側にドラッグし、カラーマップを調整します。
新しいカラーマップは、イメージの中心付近をより詳細に示します。
ワークスペースに新しいカラーマップを保存するには、[ファイル] 、 [名前を付けて保存] を選択するか、Ctrl+S を押します。
パラメーター
カラー マーカー
— カラー マーカー
表示されたカラーマップに沿って配置されたカラー マーカー
カラー マーカーを使用して、カラーマップ内の色と遷移の長さを変更できます。[色の指定] タブを開いてカラー マーカーを表示し、調整します。
この表では、実行できる調整を説明しています。
調整 | 調整手順 |
---|---|
カラー マーカーの追加 | 表示されたカラーマップをクリックします。 |
マーカーの選択 | マーカーをクリックします。 |
複数のマーカーの選択 | 最初のマーカーをクリックします。次に、Ctrl キーを押したまま他のマーカーをクリックします。 |
マーカーの移動 | マーカーをクリックしてドラッグします。または、マーカーを選択して、左右の矢印キーを押します。 一度に 1 つのマーカーのみを移動できます。 |
マーカーの削除 | マーカーを選択して、Delete キーを押します。 |
複数のマーカーの削除 | 複数のマーカーを選択して、Delete キーを押します。 |
マーカーの色の変更 | マーカーをダブルクリックして、ドロップダウン メニューから色を選択します。 |
現在のインデックス
— カラー マーカーのインデックス
正の整数
カラー マーカーのインデックス。1 と Size
の間の正の整数として指定します。カラー マーカーをクリックしてそのインデックスを表示します。Current Index
を指定して新しいマーカーを追加します。
現在の CData
— カラー データ値
数値
この パラメーター は読み取り専用です。
カラーマップを使用するグラフィックス オブジェクトの CData
プロパティのカラー データ値。CLim Minimum
と CLim Maximum
の間の数値として指定します。
サイズ
— 色数
256 (既定値) | [1, 1000] の範囲の整数
色数。[1, 1000] の範囲の整数として指定します。
色空間
— 色空間の内挿
RGB (既定値) | HSV
色空間の内挿。次の値のいずれかとして指定します。
RGB — MATLAB は、色の赤、緑、青の成分を線形内挿することによって新しいカラーマップの値を計算します。
HSV — MATLAB は、色相、彩度、明度の座標を線形内挿することによって新しいカラーマップの値を計算します。色相はカラー ホイール上の値に対応し、赤からオレンジ、黄、緑、シアン、青、マゼンタと遷移して、最後に赤に戻ります。色相の内挿は、カラー ホイール上の隣接する色の最短距離として計算されます。
色空間を変更する場合、カラーマップ エディターはマーカーの数、色、位置を保持し、これによってカラーマップを変更できます。
反転
— カラーマップの反転
off
(既定値) | on
カラーマップの反転。次の値のいずれかとして指定します。
on
– 表示されているカラーマップで色の順序を反転します。off
– カラーマップを反転しません。
これらのイメージには Reverse
が off
と on
として指定された parula
カラーマップが表示されます。
off | on |
---|---|
| |
CLim の最小値
— カラーマップの下限
数値
カラーマップの下限。数値として指定します。プロット データ内の CLim Minimum
値以下のすべての値は、カラーマップの最初の色にマッピングされます。CLim Minimum
と CLim Maximum
の間の値はすべて、カラーマップの中間の色に線形にマッピングされます。
CLim Minimum
と CLim Maximum
を変更すると、これらの変更はプロットの座標軸の CLim
プロパティに反映されます。
CLim の最大値
— カラーマップの上限
数値
カラーマップの上限。数値として指定します。プロット データ内の CLim Maximum
値以上のすべての値は、カラーマップの最後の色にマッピングされます。CLim Minimum
と CLim Maximum
の間の値はすべて、カラーマップの中間の色に線形にマッピングされます。
CLim Minimum
と CLim Maximum
を変更すると、これらの変更はプロットの座標軸の CLim
プロパティに反映されます。
詳細
カラーマップ
"カラーマップ" とは、surface、image および patch の各オブジェクトのようなグラフィックス オブジェクトの色を定義する値の行列です。MATLAB は、データ値をカラーマップ内の色にマップして、オブジェクトを描画します。
カラーマップの長さは任意ですが、幅は 3 列でなければなりません。行列の各行は、RGB 3 成分を使用して 1 色を定義します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。通常、強度値は範囲 [0, 1] の double
値または single
値です。0
の値は色なし、1
の値は最大強度を表します。たとえば、このコマンドは、黒、赤、緑、青、白の 5 色をもつカラーマップを作成します。
mymap = [0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 1 1 1];
可視化のカラー スキームを変更するには、関数 colormap
を呼び出して、座標軸または Figure を含むカラーマップを変更します。たとえば、次のコマンドは表面プロットを作成し、Figure のカラーマップを mymap
に設定します。
surf(peaks) colormap(mymap)
ヒント
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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