最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

colorbar

カラー スケールを示すカラー バー

説明

colorbar は、現在の座標軸またはチャートの右側に、垂直なカラー バーを表示します。カラー バーには現在のカラーマップが表示され、データ値とカラーマップの対応が示されます。

colorbar(location) は、'northoutside' などの特定の位置にカラー バーを表示します。すべてのチャートのタイプで、カラー バーの位置の変更がサポートされているわけではありません。

colorbar(___,Name,Value) は、名前と値のペアの引数を 1 つ以上使用してカラー バーの外観を変更します。たとえば、'Direction','reverse' はカラー スケールを反転します。前述の任意の構文で、最後の引数ペアとして Name,Value を指定します。すべてのチャートのタイプで、カラー バーの外観の変更がサポートされているわけではありません。

colorbar(target,___) は、target で指定された座標軸またはチャートにカラー バーを追加します。前述の任意の構文で、最初の引数としてターゲットの座標軸またはチャートを指定します。

c = colorbar(___) は、ColorBar オブジェクトを返します。カラー バーの作成後に、このオブジェクトを使用してプロパティを設定できます。前述の任意の構文で戻り引数 c を指定します。

colorbar('off') は、現在の座標軸またはチャートに関連付けられているすべてのカラー バーを削除します。

colorbar(target,'off') は、ターゲットの座標軸またはチャートに関連付けられているすべてのカラー バーを削除します。あるいは、ColorBar オブジェクトをターゲットとして指定できます。

すべて折りたたむ

カラー スケールを示す表面プロットにカラー バーを追加します。

surf(peaks)
colorbar

既定で、関数 colorbar はグラフの右側に垂直なカラー バーを追加します。

カラー バーの位置を 'southoutside' に指定して、プロットの下に水平なカラー バーを追加します。

contourf(peaks)
colorbar('southoutside')

カラー バーの 'Direction' プロパティを 'reverse' に設定して、グラフに表示されるカラー バーの値の順序を逆にします。

surf(peaks)
colorbar('Direction','reverse')

カラー バーの値が、下から上ではなく、上から下に向かって昇順になります。

カラー バーの目盛りと目盛りラベルを表面プロット側に表示します。

surf(peaks)
colorbar('AxisLocation','in')

R2019b 以降、関数 tiledlayout および nexttile を使用して、プロットをタイル表示できます。関数 tiledlayout を呼び出して、2 行 1 列のタイル表示チャート レイアウトを作成します。関数 nexttile を呼び出して座標軸を作成します。次に、カラー バーをもつ座標軸ごとに表面プロットを 1 つ表示します。

tiledlayout(2,1)

% Top plot
nexttile 
surf(peaks)
colorbar

% Bottom plot
nexttile
mesh(peaks)
colorbar

プロットにカラー バーを追加し、カラー バーの目盛りと目盛りラベルを指定します。目盛りと同数の目盛りラベルを指定します。指定したラベルの数が目盛りの数よりも少ないと、関数 colorbar ではそれらのラベルが繰り返し使用されます。

contourf(peaks)
colorbar('Ticks',[-5,-2,1,4,7],...
         'TickLabels',{'Cold','Cool','Neutral','Warm','Hot'})

カラー バーにテキスト ラベルを追加します。

surf(peaks)
c = colorbar;
c.Label.String = 'Elevation (ft in 1000s)';

表面プロットにカラー バーを追加します。

surf(peaks)
colorbar

表面プロットからカラー バーを削除します。

colorbar('off')

入力引数

すべて折りたたむ

座標軸を基準にしたカラー バーの位置。次の表の値のいずれかとして指定します。

結果の位置結果の向き
'north'座標軸内の上部水平
'south'座標軸内の下部水平
'east'座標軸内の右側垂直
'west'座標軸内の左側垂直
'northoutside'座標軸の上水平
'southoutside'座標軸の下水平
'eastoutside'座標軸の右 (既定)垂直
'westoutside'座標軸の左垂直

指定した位置に既にカラー バーが存在する場合は、更新されたカラー バーに置き換わります。カラー バーがグラフに重ならないようにするには、接尾辞 outside が付いた位置を指定します。

カラー バーの位置は Location プロパティで設定することもできます。たとえば colorbar('Location','northoutside')colorbar('northoutside') と同じ結果になります。

例: colorbar('westoutside')

関連付けられているデータの可視化を含むターゲット オブジェクト。Axes オブジェクト、PolarAxes オブジェクト、GeographicAxes オブジェクト、または ColorbarVisible プロパティをもつグラフィックス オブジェクトとして指定します。たとえば、HeatmapChart オブジェクトには ColorbarVisible プロパティがあります。

ターゲットを指定しない場合、colorbar コマンドは現在の座標軸 (gca によって返されるオブジェクト) に適用されます。

メモ

一部のチャートでは、位置などのカラー バーの外観の変更や ColorBar オブジェクトを出力引数として返すことがサポートされていません。

名前と値のペアの引数

例: colorbar('FontSize',12,'Direction','reverse') は、カラー バーのフォント サイズを 12 ポイントに設定し、カラー バーの向きを反転します。

ここでは、カラー バーのプロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、ColorBar のプロパティ を参照してください。

座標軸を基準にした位置。次の表にリストされた値のいずれかとして指定します。

結果の位置結果の向き
'north'座標軸内の上部水平
'south'座標軸内の下部水平
'east'座標軸内の右側垂直
'west'座標軸内の左側垂直
'northoutside'座標軸の上水平
'southoutside'座標軸の下水平
'eastoutside'座標軸の右 (既定)垂直
'westoutside'座標軸の左垂直
'manual'Position プロパティに依存垂直

この表の位置以外にカラー バーを表示するには、Position プロパティを使用してカスタムの位置を指定します。Position プロパティを設定すると、MATLAB®Location プロパティが 'manual' に設定されます。Location プロパティが 'manual' に設定されている場合、関連付けられている座標軸のサイズはカラー バーに合わせて変更されません。

目盛りラベル。文字ベクトルの cell 配列、string 配列、数値配列、文字ベクトルまたは categorical 配列として指定します。既定では、カラー バーには目盛りと数値のラベルが付けられます。ラベルを指定する場合、指定したラベルの数が目盛りの数よりも少ないと、MATLAB ではそれらのラベルが繰り返し使用されます。

このプロパティを categorical 配列として指定した場合、MATLAB はカテゴリではなく、配列内の値を使用します。

例: {'cold','warm','hot'}

目盛りラベルの文字の解釈。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'tex' — TeX マークアップのサブセットを使用してラベルを解釈します。

  • 'latex' — LaTeX マークアップのサブセットを使用してラベルを解釈します。

  • 'none' — リテラル文字を表示します。

TeX マークアップ

MATLAB では、既定で TeX マークアップのサブセットをサポートしています。TeX マークアップを使用して、上付き文字や下付き文字の追加、テキストのタイプや色の変更、ラベルへの特殊文字の挿入を行うことができます。

次の表に、TickLabelInterpreter プロパティを 'tex' (既定値) に設定した場合のサポートされる修飾子を示します。ほとんどの修飾子の効果はテキストの末尾まで適用されます。上付き文字と下付き文字は、次の 1 文字または中かっこ {} で囲まれたテキストのみを修飾します。

修飾子説明
^{ }上付き文字'text^{superscript}'
_{ }下付き文字'text_{subscript}'
\bf太字フォント'\bf text'
\itイタリック フォント'\it text'
\sl斜体フォント (ほとんど使用しません)'\sl text'
\rm標準フォント'\rm text'
\fontname{specifier}specifier でフォント ファミリの名前を指定してフォント スタイルを変更します。これは他の修飾子と組み合わせて使用できます。'\fontname{Courier} text'
\fontsize{specifier}specifier でスカラー数値を指定してフォント サイズを変更します。'\fontsize{15} text'
\color{specifier}specifer で色を指定します。redgreenyellowmagentablueblackwhitegraydarkGreenorangelightBlue を指定できます。'\color{magenta} text'
\color[rgb]{specifier}specifier で RGB 3 成分を指定してフォントの色を変更します。'\color[rgb]{0,0.5,0.5} text'

次の表に、Interpreter プロパティが 'tex' に設定されている場合にサポートされる特殊文字を示します。

文字列記号文字列記号文字列記号

\alpha

α

\upsilon

υ

\sim

~

\angle

\phi

\leq

\ast

*

\chi

χ

\infty

\beta

β

\psi

ψ

\clubsuit

\gamma

γ

\omega

ω

\diamondsuit

\delta

δ

\Gamma

Γ

\heartsuit

\epsilon

ϵ

\Delta

Δ

\spadesuit

\zeta

ζ

\Theta

Θ

\leftrightarrow

\eta

η

\Lambda

Λ

\leftarrow

\theta

θ

\Xi

Ξ

\Leftarrow

\vartheta

ϑ

\Pi

Π

\uparrow

\iota

ι

\Sigma

Σ

\rightarrow

\kappa

κ

\Upsilon

ϒ

\Rightarrow

\lambda

λ

\Phi

Φ

\downarrow

\mu

µ

\Psi

Ψ

\circ

º

\nu

ν

\Omega

Ω

\pm

±

\xi

ξ

\forall

\geq

\pi

π

\exists

\propto

\rho

ρ

\ni

\partial

\sigma

σ

\cong

\bullet

\varsigma

ς

\approx

\div

÷

\tau

τ

\Re

\neq

\equiv

\oplus

\aleph

\Im

\cup

\wp

\otimes

\subseteq

\oslash

\cap

\in

\supseteq

\supset

\lceil

\subset

\int

\cdot

·

\o

ο

\rfloor

\neg

¬

\nabla

\lfloor

\times

x

\ldots

...

\perp

\surd

\prime

´

\wedge

\varpi

ϖ

\0

\rceil

\rangle

\mid

|

\vee

\langle

\copyright

©

LaTeX マークアップ

LaTeX マークアップを使用するには、TickLabelInterpreter プロパティを 'latex' に設定します。テキストは LaTeX の既定のフォント スタイルで表示され、FontNameFontWeightFontAngle のプロパティは無視されます。フォント スタイルを変更するには、テキスト内で LaTeX マークアップを使用します。

LaTeX インタープリターで使用できるテキストの最大サイズは 1200 文字です。複数行のテキストの場合、テキストの最大サイズは 1 行につき 10 文字ほど文字数が少なくなります。

LaTeX システムの詳細については、LaTeX プロジェクトの Web サイト (http://www.latex-project.org/) を参照してください。

目盛りの位置。単調増加する数値のベクトルとして指定します。値と値の間は等間隔にする必要はありません。目盛りを表示しない場合は、このプロパティを空のベクトル [] に設定します。

例: [-1,0,1,2,3,4,5]

データ型: single | double

カラー スケールの向き。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'normal' — カラーマップとラベルを、垂直なカラー バーの場合は下から上の順に昇順で表示し、水平なカラー バーの場合は左から右の順に昇順で表示します。

  • 'reverse' — カラーマップとラベルを垂直なカラー バーの場合は下から上の順に降順で表示し、水平なカラー バーの場合は左から右の順に降順で表示します。

フォント サイズ。ポイント単位のゼロより大きいスカラー値として指定します。既定のフォント サイズは、特定のオペレーティング システムとロケールによって異なります。

座標軸のフォント サイズを変更すると、カラー バーのフォント サイズは MATLAB によって自動的に座標軸のフォント サイズの 90% に設定されます。カラー バーのフォント サイズを手動で設定した場合は、座標軸のフォント サイズを変更してもカラー バーのフォントは影響を受けません。

ヒント

  • カラー バーに沿って説明テキストを追加するには、カラー バーの Label プロパティを使用して、基となる text オブジェクトにアクセスします。

    c.Label.String = 'My Colorbar Label';
    

    フォント スタイルや色などのラベルの外観を変更するには、他のテキスト プロパティを設定します。プロパティの一覧については、Text のプロパティ を参照してください。たとえば、次のコードはフォント サイズを変更します。

    c.Label.FontSize = 12;

  • カラー バーを追加すると、カラー バーに合わせて座標軸のサイズが変更されることがあります。

  • 座標軸がない状態で関数 colorbar を使用すると、空白の座標軸が作成され、既定のカラーマップのカラー バーが表示されます。

  • 現在の座標軸からすべてのカラー バーを削除する場合は、colorbar('off') の代わりに colorbar('delete') または colorbar('hide') も使用できます。これらのコマンドはすべて等価です。

互換性についての考慮事項

すべて展開する

R2014b での開始は非推奨

R2006a より前に導入