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論理 (boolean) 演算
真偽条件
MATLAB® では、logical
データ型を使用して boolean データを表現します。このデータ型は、true
と false
の状態を、それぞれ 1
と 0
の数値を使用して表現します。MATLAB の関数や演算子には、条件を満たしていることを示すために、論理値を返すものもあります。これらの論理値を使用して、配列にインデックスを付けたり、条件付きコードを実行したりできます。詳細は、条件を満たす配列要素の検索に記載された方法を参照してください。
関数
& | Find logical AND |
Short-Circuit
&& | ショートサーキットを使用した論理 AND |
~ | Find logical NOT |
| | Find logical OR |
Short-Circuit
|| | ショートサーキットを使用した論理 OR |
xor | Find logical exclusive-OR |
all | すべての配列要素が非ゼロか true かを判定 |
any | 任意の配列要素が非ゼロかどうかを判断 |
false | logical 0 (false) |
find | 非ゼロ要素のインデックスと値を見つける |
islogical | 入力が logical 配列かどうかを判別 |
logical | 数値を logical に変換 |
true | logical 1 (true) |
トピック
- 条件を満たす配列要素の検索
この例では、条件を配列に適用して、配列の要素をフィルター処理する方法を説明します。
- logical 配列を 1 つの値にする
この例では、関数
any
またはall
を使用して、配列全体を 1 つの論理値に低次元化します。 - 演算子の優先順位
優先順位の規則により、MATLAB で式を評価する順序が決定されます。