Main Content

このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。

or, |

説明

A | B は、配列 A と配列 B の論理 OR を演算し、logical 1 (true) または logical 0 (false) に設定された要素をもつ配列を返します。A または B のいずれかが非ゼロの要素をもつ場合、出力配列の同じ位置の要素が logical 1 (true) に設定されます。そうでない場合、配列要素は 0 に設定されます。

ビット単位の論理 OR 演算については、bitor を参照してください。

or(A,B)A | B の代替方法として実行できますが、まれにしか使われません。これにより、クラスの演算子のオーバーロードが可能です。

すべて折りたたむ

2 つの行列の論理 OR を求めます。結果には、いずれかの行列に非ゼロ値が含まれる位置に logical 1 (true) が含まれます。結果のゼロは、両方の配列の値がゼロである位置を示します。

A = [5 7 0; 0 2 9; 5 0 0]
A = 3×3

     5     7     0
     0     2     9
     5     0     0

B = [6 6 0; 1 3 5; -1 0 0]
B = 3×3

     6     6     0
     1     3     5
    -1     0     0

A | B
ans = 3x3 logical array

   1   1   0
   1   1   1
   1   0   0

or の真理値表を作成します。

A = [true false]
A = 1x2 logical array

   1   0

B = [true; false]
B = 2x1 logical array

   1
   0

C = A|B
C = 2x2 logical array

   1   1
   1   0

入力引数

すべて折りたたむ

オペランド。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。入力 AB は、同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません (たとえば、AMN 列の行列で、B がスカラーまたは 1N 列の行ベクトル)。詳細については、基本的な演算で互換性のある配列サイズを参照してください。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

ヒント

  • 複数の論理演算を連結できます (例: A & B | C)。

  • MATLAB® では、記号 ||| が異なる演算を実行します。このドキュメントに記述されている要素単位の OR 演算子は、| です。ショートサーキット OR 演算子は、|| です。

  • if または while ループ式のコンテキスト内でのみ要素単位の & および | 演算子を使用する場合、式の評価にショートサーキットが使用されます。それ以外の場合、ショートサーキットの動作をオプトインするには && または || を指定しなければなりません。詳細については、Short-Circuit AND および Short-Circuit OR を参照してください。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための Verilog および VHDL のコードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

すべて展開する