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Figure からグラフィックスをエクスポートする方法の比較

MATLAB® には、Figure やアプリの内容を保存する複数の関数が用意されています。各関数は異なる機能セットを提供します。次の表に、各関数の説明と、よく使用されるオプションを示します。この表を使用して、どのエクスポート関数がご使用のワークフローに適しているかを決定してください。

 exportgraphicsprintgetframeimwriteexportapp

説明

プロットを保存して、ドキュメント、電子メール、またはプレゼンテーションに含める場合は、exportgraphics を使用します。

フルサイズのページ内にプロットを保存する場合は、print を使用します。

BMP ファイルへのエクスポートなど、他のエクスポート関数では対応できない要件がある場合は、getframeimwrite を使用します。

MATLAB で作成したユーザー インターフェイス (UI) を保存し、ドキュメント、電子メール、またはプレゼンテーションに含める場合は、exportapp を使用します。

現在の Figure 内のプロットを PNG ファイルにエクスポートします。

plot(1:10)
exportgraphics(gcf,"myplot.png")

現在の Figure 内のプロットをフルページの PDF ファイルとしてエクスポートします。

plot(1:10)
print(gcf,"myplot.pdf","-dpdf")

getframe でプロットを取得し、BMP ファイルとして保存します。

plot(1:10)
F = getframe(gcf);
imwrite(F.cdata,"myplot.bmp")

ボタンを含むアプリ ウィンドウを PNG ファイルとしてエクスポートします。

uif = uifigure;
uibutton(uif);
exportapp(uif,"myapp.png")

取得される内容のタイプ

  • uifigure 関数で作成された Figure を含む、任意のタイプの Figure 内のプロットとチャート

  • 任意の座標軸タイプ

  • 凡例、カラー バー、注釈

  • パネル、タブ、タイル表示チャート レイアウト

  • uifigure 関数で作成された Figure を含む、任意のタイプの Figure 内のプロットとチャート (R2025a 以降)

  • 任意の座標軸タイプ

  • 凡例、カラー バー、注釈

  • タイル表示チャート レイアウト

R2025a より前: print ではパネルとタブも取得されていました。

  • uifigure 関数で作成された Figure を含む、任意のタイプの Figure

  • UI コンポーネントを含む、Figure 内の任意の内容

  • figure 関数で作成された Figure を含む、任意のタイプの Figure の内容 (R2025a 以降)

  • プロットや UI コンポーネントを含む、アプリ ウィンドウ内の任意の内容

UI コンポーネントのサポート

なし

exportgraphics は、ボタンやスライダーなどのほとんどの UI コンポーネントは取得しません。ただし、UI コンテナー (パネルやタブなど) を exportgraphics に渡すと、関数はそのコンテナー内のプロットを取得します。

なし (R2025a 以降)

R2025a より前: print では、figure 関数のみで作成された Figure 内の UI コンポーネントが取得されていました。

あり

あり

サポートされるファイル形式

exportgraphics では次の形式がサポートされます。

  • イメージ: PNG、JPG、TIFF、および GIF

  • ベクトル グラフィックス: SVG、EPS、EMF、および PDF

  • アニメーション イメージ: GIF

print では次の形式がサポートされます。

  • イメージ: PNG、JPG、および TIFF

  • ベクトル グラフィックス: SVG、EPS、EMF、および PDF

imwrite では次の形式がサポートされます。

  • イメージ: HDF4、PNG、JPG、TIFF、BMP、PBM、PGM、PPM、PCX、RAS、および GIF

  • アニメーション イメージ: GIF

exportapp では次の形式がサポートされます。

  • イメージ: PNG、JPG、および TIFF

  • ベクトル グラフィックス: PDF (UI コンポーネントのみがベクター グラフィックスとして保存され、プロットなど、その他のすべての内容は PDF 内にイメージとして保存されます)

マルチページ PDF のサポート

あり

なし

なし

なし

トリミングの制御

あり

exportgraphics 関数の名前と値の引数 Padding により、座標軸の周囲のパディングのマージンを指定できます。 (R2025a 以降)

R2025a より前: exportgraphics では、座標軸と、関連するタイトル、ラベル、カラー バー、および凡例の周囲で出力がタイトにトリミングされていました。

なし

print は、Figure 内のプロットやその他の項目を囲む空白部分を含む、Figure のすべての内容を取得します。

getframe 関数の rect 入力引数により、取得する Figure のセクションを選択できます。

なし

exportapp は、UI コンポーネントとプロットを囲む空白を含む、アプリ ウィンドウのすべての内容を取得します。

フルページ形式のサポート

なし

Figure の特定のプロパティを設定することで、PDF またはハードコピー出力に対するフルページの制御が利用可能です。詳細については、print ページのヒントのセクションを参照してください。

なし

なし

埋め込みフォントのサポート

exportgraphics は、フォントが埋め込み可能な場合、PDF にフォントを自動的に埋め込みます。

なし

なし

exportapp は、フォントが埋め込み可能な場合、PDF にフォントを自動的に埋め込みます。

幅と高さの制御

あり

exportgraphics 関数の名前と値の引数 Width および Height により、出力のサイズを指定できます。 (R2025a 以降)

R2025a より前: タイル表示チャート レイアウトにプロットすることで、出力の寸法を制御します。

  • ページ形式 (PDF) — Figure の PaperSize プロパティにより、ページ サイズを制御します。Figure の PaperPosition プロパティにより、ページへの配置を制御します。

  • 非ページ形式 (イメージ、EPS、EMF、SVG) — Figure の PaperPosition プロパティにより、イメージの寸法を制御します。print 関数の resolution 入力引数により、それらの寸法内のピクセル数を制御します。

なし

getframe はディスプレイ上のサイズに合わせて内容を取得します。ただし、imwrite には、他のアプリケーションが TIFF および PNG ファイル内のピクセルをどのように表示するかを制御するオプションがあります。これらのオプションを設定すると、別のアプリケーションでレンダリングされたときのイメージのサイズに影響する可能性があります。

なし

解像度の制御

あり

exportgraphics には、イメージ ファイルの解像度を制御するための名前と値の引数 Resolution があります。

あり

print には、イメージ ファイルの解像度を制御するための resolution 入力引数があります。

なし

なし

exportapp は画面解像度で内容を取得します。

背景色と透明度の制御

あり

exportgraphics には、背景色と透明度を制御するための名前と値の引数 BackgroundColor があります。

  • 色付きの背景 — BackgroundColor をカラー値に設定します。

  • 透明な背景 (ベクトル グラフィックス ファイル形式のみ) — BackgroundColor"none" に設定します。

なし

ただし、print を使用する前に、Figure と座標軸のプロパティを設定して背景色と透明度を設定できます。

  • 色付きの背景 - Figure の Color プロパティと座標軸の Color プロパティを目的のカラー値に設定します。

  • 透明な背景 (ベクトル グラフィックス ファイル形式のみ) — Figure と座標軸の Color プロパティを "none" に設定します。

  • Figure の InvertHardcopy プロパティは効果がありませんが、Figure と座標軸の Color プロパティを設定して出力の背景色を制御することはできます。 (R2025a 以降)

getframe は、画面に表示されている Figure と座標軸の背景色を取得します。

PNG 出力の場合、imwrite には、位置によってピクセルの透明度を制御するための名前と値の引数 Alpha と、ピクセル値によって透明度を制御するための名前と値の引数 Transparency があります。

なし

exportapp は、アプリ ウィンドウに表示されている背景色を取得します。

座標軸の範囲と目盛り値の保持

あり

なし

座標軸の範囲と目盛り値がディスプレイと一致するようにするには、プロット後に次の座標軸のプロパティをすべて "manual" に設定します。

  • XTickModeYTickMode、および ZTickMode (3 次元の場合)

  • XTickLabelModeYTickLabelMode、および ZTickLabelMode (3 次元の場合)

  • XLimModeYLimMode、および ZLimMode (3 次元の場合)

詳細については、Axes のプロパティ を参照してください。

あり

あり

関連機能

  • Figure ツールストリップの [Figure] タブで、[名前を付けて保存] ボタンをクリックします。

  • 座標軸ツール バー — [エクスポート] ボタン

  • copygraphics

  • Figure ツールストリップの [Figure] タブで、[名前を付けて保存] ボタンをクリックします。

  • saveas

参考

トピック