images.compatibility.imtool.r2023b.imtool
ほとんどの場合において、images.compatibility.imtool.r2023b.imtool は推奨されません。代わりに、イメージ ビューアー アプリを使用してください。イメージ ツールを含む Figure を返す必要がある場合にのみ、images.compatibility.imtool.r2023b.imtool を引き続き使用します。詳細については、バージョン履歴を参照してください。
構文
説明
images.compatibility.imtool.r2023b.imtool 関数は、イメージの表示と一般的なイメージ処理タスクを行うことができるイメージ ツールを開きます。
このツールは、イメージ表示のための figure オブジェクト、axes オブジェクト、および image オブジェクトのプロパティ設定を最適化する imshow のすべてのイメージ表示機能を提供します。このツールでは、さらにピクセル領域ツール、イメージ情報ツール、コントラスト調整ツールなど、イメージ内を移動したり調査したりするためのツールを利用することができます。
は、イメージ ツールを空の状態で開き、ツールを含む figure hTool = images.compatibility.imtool.r2023b.imtoolhTool を返します。表示するイメージを選択するには、[ファイル] メニューの [開く] オプションまたは [ワークスペースからインポート] オプションを使用します。
は、イメージ表示のさまざまな特性を制御する名前と値の引数を指定してイメージを表示します。hTool = images.compatibility.imtool.r2023b.imtool(___,Name=Value)
例
入力引数
名前と値の引数
出力引数
詳細
ヒント
整数型のグレースケール イメージの場合、既定の表示範囲は
[intmin(class(I)) intmax(class(I))]です。クラスが
singleまたはdoubleであるグレースケール イメージの場合、既定の表示範囲は[0 1]です。singleまたはdoubleのイメージのデータ範囲が既定の表示範囲よりはるかに大きいかはるかに小さい場合、既定の表示範囲では表示されないイメージ内の特徴を表示させるために、表示範囲の設定を試行錯誤することが必要な場合があります。次のコマンドを使用すると、Figure
hToolで指定された特定のイメージ ツールを閉じることができます。close(hTool)
次のコマンドを使用すると、イメージ ツールで開いているすべてのインスタンスを閉じることができます。
images.compatibility.imtool.r2023b.imtool close all