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rsetwrite
イメージ ファイルからの R-Set ファイルの作成
構文
説明
は、rsetfile
= rsetwrite(filename
,rsetfilename
)rsetfilename
を使用して R-Set ファイルの名前を指定します。
は、rsetfile
= rsetwrite(adapter
,rsetfilename
)ImageAdapter
オブジェクト adapter
から rsetfilename
という名前の R-Set ファイルを作成します。TIFF でも NITF でもないタイプのイメージ ファイルから R-Set ファイルを作成する場合に、この構文を使用します。
例
入力引数
出力引数
ヒント
rsetwrite
は、空間的なタイルにイメージを分割し、異なる解像度レベルのイメージをリサンプリングすることで、R-Set を作成します。R-Set ファイルには完全な解像度のイメージ データの圧縮コピーが含まれます。イメージ ツール (imtool
) を使用して R-Set ファイルを開き、ズームインして高い解像度でタイルを表示できます。ズーム アウトすると、関数は低い解像度のタイルを表示します。このように R-Set ファイルでは、イメージの鮮明度とメモリ消費量は、最適なパフォーマンスを得られるようにバランスが取られます。R-Set の作成時、進行状況バーに完了のステータスが表示されます。完了する前に作成プロセスをキャンセルした場合、関数は R-Set を作成せず、空の
rsetfile
を返します。rsetwrite
は、未圧縮の version 2.0 以降の NITF イメージ ファイルをサポートしています。この関数では、3 つを超えるデータ帯域または浮動小数点データを持つ NITF ファイルはサポートされません。1 つを超えるデータ帯域を持つイメージは、符号なし整数データを含む場合には受け入れられます。単一の R-Set タイルより小さい次元のイメージから R-Set を作成することができます。ただし、結果として得られる R-Set ファイルが元のファイルより大きくなり、読み込みに時間がかかる場合があります。R-Set 内のタイルの現在のサイズは 512 × 512 ピクセルです。
バージョン履歴
R2009a で導入