ImageAdapter クラス
イメージ I/O のインターフェイス
説明
ImageAdapter
は、任意のイメージ ファイル形式のイメージに対するカスタム領域ベースの読み取りと書き込みを定義する抽象クラスです。関数 blockproc
を使って ImageAdapter
インターフェイスから継承するクラスを使用し、ファイル ベースのブロック処理を実行できます。
特定のファイル形式でイメージ アダプター クラスを書き込むには、次の操作が可能でなければなりません。
ディスク上のファイル サイズをクエリする
ファイルからデータの四角形ブロックを読み取る
このクラスを使用するには、ImageAdapter
クラスから継承しなければなりません。クラス定義ファイルの最初の行に次の構文を入力します。
classdef MyAdapter < ImageAdapter ... end
ImageAdapter
から継承するクラスは、readRegion
および close
メソッドを実装して、イメージの基本的な領域ベースの読み取りをサポートしなければなりません。オプションの writeRegion
メソッドは、イメージのインクリメンタルな領域ベースの書き込みをできるようにします。writeRegion
メソッドを実装しないイメージ アダプター クラスは読み取り専用です。
ImageAdapter
クラスは handle
クラスです。
プロパティ
メソッド
バージョン履歴
R2010a で導入