blockproc
イメージの個別ブロック処理
構文
説明
は、ファイル名が B = blockproc(src_filename,[m n],fun)src_filename のイメージを対象に、一度に 1 つのブロックを読み取って、処理します。この構文は、大きいイメージを処理するために役立ちます。
は、ブロックの動作のさまざまな特性を制御する名前と値のペアの引数を使用します。B = blockproc(___,Name,Value)
例
入力引数
名前と値の引数
出力引数
詳細
ヒント
適切なブロックサイズを選択すると、パフォーマンスが著しく高まります。詳細については、ブロックのサイズとパフォーマンスを参照してください。
出力イメージ
Bが大きすぎてメモリに入らない場合、出力引数を省略し、その代わりに名前と値のペア引数Destinationを使用して出力をファイルへ書き込むことができます。blockprocは BigTIFF イメージを読み取ることができますが、BigTIFF イメージのファイルへの書き込みはサポートに制限があります。イメージをファイルに書き込む場合は、blockprocがファイルのサイズに応じて自動的にファイル タイプを選択します。イメージが 4.0 GB 以下の場合、blockprocはイメージを標準の TIFF イメージとして保存します。ファイルのサイズが 4.0 GB より大きい場合、blockprocはそのイメージを BigTIFF イメージとして保存します。blockprocには、ファイル サイズが 4.0 GB 以下の場合にファイル タイプを BigTIFF として指定できる引数がありません。小さいイメージを BigTIFF ファイルに書き込みたい場合は、引数adapterを使用してカスタム イメージ アダプターを指定します。詳細については、TIFF, BigTIFF, and blockproc を参照してください。書き込まれた TIFF ファイルが標準の TIFF か BigTIFF かを判断するには、関数
imfinfoを使用してイメージ形式シグネチャをクエリします。tiffinfo = imfinfo(Destination); tiffformat = tiffinfo.FormatSignature
tiffformatの最後の非ゼロ値が 42 の場合、ファイルは標準の TIFF 形式です。最後の非ゼロ値が 43 の場合、ファイルは BigTIFF 形式です。
拡張機能
バージョン履歴
R2009b で導入

