imfinfo
グラフィックス ファイルの情報
説明
は、指定されたグラフィックス ファイル内のイメージに関する情報を含むフィールドをもつ構造体を返します。ファイルの形式は、ファイルの内容から推測されます。info = imfinfo(filename)
filename が複数のイメージを含む CUR、GIF、HDF4、ICO、PBM、PGM、PPM、SVS、または TIFF ファイルである場合、info はファイル内のイメージごとに 1 つの要素を含む構造体配列です。たとえば、info(3) は、ファイルの 3 番目のイメージの情報を含みます。
filename が複数のイメージを含む HEIF ファイルまたは HEIC ファイルである場合、info はグラフィックス ファイル内のプライマリ イメージに関する情報を含むフィールドをもつ構造体を返します。 (R2025a 以降)
例
入力引数
出力引数
ヒント
JPEG、TIFF、HEIF、および HEIC (R2025a 以降) ファイルの場合、
info構造体には、イメージ ファイルの Exif のOrientationタグの値を含むOrientationフィールドが含まれていることがあります。次の表に、名前と値の引数
AutoOrientがtrueである場合に、imread関数が Exif のOrientationタグの値を使用してイメージ データをどのように変換するのかを示します。Orientationフィールドの値変換の説明 1変換なし 2縦軸を中心に鏡映 3180 度回転 4縦軸を中心に鏡映してから、180 度回転 5縦軸を中心に鏡映してから、反時計回りに 90 度回転 6時計回りに 90 度回転 7縦軸を中心に鏡映してから、時計回りに 90 度回転 8反時計回りに 90 度回転 (R2024b 以降)
Adobe DNG ファイルの場合、
imfinfo関数は、プレビュー イメージのイメージ寸法をinfo構造体のHeightフィールドとWidthフィールドで返します。BMP ファイルの場合、
info構造体には負のHeight値が含まれることがあります。負の値は、イメージの原点が左上隅にあることを示します。その場合、イメージの実際の高さ (ピクセル単位) はHeight値の絶対値です。