Main Content

dicomread

DICOM イメージの読み取り

説明

X = dicomread(filename) は Digital Imaging and Communications in Medicine (DICOM) 準拠ファイル filename からイメージ データを読み取ります。ボリュームを構成する一連のイメージを含む DICOM ファイルのグループを読み取るには、dicomreadVolume を使用します。

X = dicomread(info) は、DICOM メタデータ構造体 info で参照されたメッセージから DICOM イメージ データを読み取ります。

X = dicomread(___,"frames",f) は、前の構文の入力引数の組み合わせを使用して、指定されたフレーム f のみをイメージから読み取ります。

X = dicomread(___,Name,Value) は名前と値の引数を使用してパーサーを構成し、DICOM イメージ データを読み取ります。

[X,cmap] = dicomread(___) はカラーマップ cmap も返します。

[X,cmap,alpha] = dicomread(___)alphaX のアルファ チャネル行列も返します。

[X,cmap,alpha,overlays] = dicomread(___) は DICOM ファイルからの任意のオーバーレイも返します。

すべて折りたたむ

DICOM ファイルからインデックス付きイメージを読み取り、montage を使用してそれを表示します。

[X,map] = dicomread("US-PAL-8-10x-echo.dcm");
montage(X,map,"Size",[2 5]);

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

別の DICOM ファイルからイメージを読み取り、imshow を使用してそれを表示します。

info = dicominfo("CT-MONO2-16-ankle.dcm");
Y = dicomread(info);
figure
imshow(Y,[]);

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

入力引数

すべて折りたたむ

DICOM ファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

データ型: char | string

DICOM メタデータ。構造体として指定します。関数 dicominfo を使用することで、info 構造体を作成できます。

読み取るフレーム。正の整数スカラー、正の整数のベクトル、または "all" を指定します。f が数値である場合、dicomread は指定された番号のフレームだけをイメージから読み取ります。既定では、dicomread は DICOM イメージのすべてのフレームを読み取ります。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

例: dicomread("CT-MONO2-16-ankle.dcm",UseVRHeuristic=false) は、経験則を使用せずに、DICOM ファイルからイメージ データを読み取ります。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値の各ペアを区切り、Name を引用符で囲みます。

例: dicomread("CT-MONO2-16-ankle.dcm","UseVRHeuristic",false) は、経験則を使用せずに、DICOM ファイルからイメージ データを読み取ります。

値表現 (VR) モードの切り替えが不適切な DICOM 非準拠ファイルの読み取り。logical の 1 (true) または 0 (false) として指定します。

true に設定すると、dicomread は、VR モードの切り替えが不適切な特定の DICOM 非準拠ファイルを読み取ることができるように経験則を使用します。経験則を使用した場合、dicomread は警告を表示します。この経験則が有効にされている場合、まれに準拠ファイルが正しく読み取られないことがあります。このような準拠ファイルを読み取るには、UseVRHeuristicfalse に設定します。

データ型: logical

出力引数

すべて折りたたむ

DICOM イメージ。以下のオプションのいずれかとして返されます。

  • 単一フレームのグレースケール イメージまたはインデックス付きイメージを表す m 行 n 列の行列

  • 単一フレームのトゥルーカラー (RGB) イメージを表す m × n × 3 の配列

  • マルチフレーム イメージを表す 4 次元配列

データ型: int8 | int16 | uint8 | uint16

イメージ X に関連付けられたカラーマップ。以下のオプションのいずれかとして返されます。

  • X がインデックス付きイメージの場合、cmap は、範囲 [0, 1] の値をもつ c 行 3 列の数値行列として返されます。各行は、カラーマップの単一色を構成する赤、緑、青の成分を指定する 3 要素の RGB 3 成分です。

  • X がグレースケール イメージまたはトゥルーカラー イメージの場合、cmap は空 ([]) になります。

データ型: double

イメージ X のアルファ チャネル行列。非負の整数から成る m 行 n 列の行列または 4 次元配列として返されます。ピクセルが不透明の場合、alpha の値は 0 になります。それ以外の場合は、cmap の行インデックスになります。alpha を使用するには、X 内の値の代わりに cmap 内の RGB 値を使用する必要があります。alpha 出力は X と同じ高さと幅をもち、マルチフレーム イメージでは 4 次元です。alphaX と同じデータ型です。

データ型: int8 | int16 | uint8 | uint16

DICOM ファイルからのオーバーレイ。バイナリ値から成る m 行 n 列の行列または 4 次元配列として返されます。各オーバーレイは X と同じ高さと幅をもつ 1 ビット白黒イメージです。ファイルに複数のオーバーレイがある場合、overlays は 4 次元マルチフレーム イメージになります。ファイルにオーバーレイがない場合、overlays は空 ([]) になります。

データ型: logical

ヒント

  • この関数はファイルのイメージを以下のいずれかのピクセル形式で読み取ります。

    • リトル エンディアン、暗黙的 VR、非圧縮

    • リトル エンディアン、明示的 VR、非圧縮

    • ビッグ エンディアン、明示的 VR、非圧縮

    • JPEG (非可逆または可逆)

    • JPEG2000 (非可逆または可逆)

    • 連長圧縮 (RLE)

    • GE 暗黙的 VR、LE - 非圧縮 BE ピクセル (1.2.840.113619.5.2)

    • MPEG-2、MPEG-4/H.264 および HEVC/H.265 エンコード ビデオ

バージョン履歴

R2006a より前に導入

すべて展開する