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モデルの保護

サードパーティと共有するための、シミュレーションおよびコード生成の保護モデルの作成

サードパーティにコンテンツを開示せずにモデルを共有する場合は、モデルを保護します。モデル保護プロセスでは、モデルをコンパイルし、派生したアーティファクトを保護モデル ファイルにパッケージ化します。保護モデルの場合、次のことを実行できます。

  • シミュレーション、コード生成、モデルの読み取り専用ビューの表示など、モデルのオプション機能を選択する。

  • オプションで、サポートされる機能をパスワードで保護する。

  • オプションで、保護モデルのシミュレーション用にパラメーターを調整することを受信者に許可する。

  • 難読化されたコードやコンパイルされたコードなど、モデルに含める生成コードのタイプを指定する。

  • ハーネス モデル、保護モデル、保護モデルの使用に必要なファイルが含まれるプロジェクトを作成する。

  • 保護モデルをデジタル署名する。受信者は、モデルの作成者と、その作成者が署名した後にモデルが変更されていないことを確認できます。

  • 保護モデルがサポートする機能に応じて、以降の Simulink® のリリース バージョンでサードパーティによるそのモデルのシミュレーションを可能にする。サードパーティからの保護モデルの参照を参照してください。

オブジェクト

すべて展開する

Simulink.ModelReference.ProtectedModel.HookInfo保護モデルの作成によって生成されたファイルとエクスポートされたシンボル
Simulink.ProtectedModel.Callback保護モデル イベントに応答して実行されるコールバック コード
Simulink.ProtectedModel.CallbackInfoコールバックで使用する保護モデル情報

関数

すべて展開する

Simulink.ModelReference.protect参照先のモデルの内容を見えなくして知的財産を隠す
Simulink.ProtectedModel.getCallbackInfoコールバックで使用する Simulink.ProtectedModel.CallbackInfo オブジェクトを取得
Simulink.ProtectedModel.getConfigSet現在の保護モデルのターゲットまたは指定したターゲットのコンフィギュレーション セットの取得
Simulink.ProtectedModel.getCurrentTarget現在の保護モデルのターゲットの取得
Simulink.ProtectedModel.getSupportedTargets保護モデルがサポートするターゲットのリストの取得
Simulink.ProtectedModel.open保護モデルを開く
Simulink.ModelReference.modifyProtectedModel既存の保護モデルの変更
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCertificateデジタル証明書のパスワードの指定 (R2020a 以降)
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCodeGeneration保護モデルからのコード生成用の暗号化パスワードの追加または指定
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForModify保護モデルの変更用のパスワードの追加または指定
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForSimulation保護モデルのシミュレーション用の暗号化パスワードの追加または指定
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForView保護モデルの読み取り専用ビュー用の暗号化パスワードの追加または指定
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.clearPasswords保護モデルのキャッシュされたパスワードの消去
Simulink.ModelReference.ProtectedModel.clearPasswordsForModel保護モデルのキャッシュされたパスワードの消去
Simulink.ProtectedModel.addTarget保護モデルに現在のターゲットに対するコード生成のサポートを追加
Simulink.ProtectedModel.removeTarget保護モデルから指定したターゲットのサポートを削除
Simulink.ProtectedModel.setCurrentTarget指定されたターゲットを使用する保護モデルを構成
Simulink.ProtectedModel.signデジタル署名を保護モデルに添付 (R2020a 以降)

ツール

[保護モデルの作成] ダイアログ ボックスSpecify model protection options and protect model

トピック