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複数のターゲットを含む保護モデルの作成

複数のコード生成ターゲットをサポートする保護モデルを作成できます。この例は、コマンド ライン関数を使用して、GRT および ERT ターゲットのコード生成をサポートする保護モデルを作成する方法を示します。

  1. モデルを読み込み、ローカル コピーを保存します。このモデルは、GRT ターゲット用に構成されます。

    openExample('sldemo_mdlref_counter');
    save_system('sldemo_mdlref_counter','mdlref_counter.slx');
  2. 保護モデルの変更に必要なパスワードを追加します。パスワードを追加しない場合、変更可能な保護モデルの作成時にパスワードの設定を求めるメッセージが表示されます。

    Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForModify(...
    'mdlref_counter','password');
  3. 変更可能であり、コード生成をサポートする保護モデルを作成します。

    Simulink.ModelReference.protect('mdlref_counter','Mode',...
    'CodeGeneration', 'Modifiable',true, 'Report',true);
  4. 保護モデルがサポートするターゲットのリストを取得します。

     st = Simulink.ProtectedModel.getSupportedTargets('mdlref_counter')
    st = 
    
        'grt'    'sim'
  5. 保護されていないモデルが、ERT ターゲットをサポートするように設定します。

     set_param('mdlref_counter', 'SystemTargetFile', 'ert.tlc'); 
     save_system('mdlref_counter');
  6. ERT ターゲット用の保護モデルにサポートを追加します。変更パスワードが要求されます。

     Simulink.ProtectedModel.addTarget('mdlref_counter');
  7. サポートされるターゲットのリストに ERT ターゲットが含まれていることを確認します。

     st = Simulink.ProtectedModel.getSupportedTargets('mdlref_counter')
    st = 
    
        'ert'    'grt'    'sim'

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