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ロジック アナライザー
時間の経過に沿った遷移と状態の可視化、測定および解析
ロジック アナライザー アプリを開く
Simulink ツールストリップの [シミュレーション] タブでロジック アナライザーのアプリ ボタンをクリックします。ボタンが表示されない場合は、[結果の確認] アプリ ギャラリーを展開します。Simulink セッションを切り替えた後も最後に選択したデータの可視化が保たれます。
参照モデルを可視化するには、参照モデルからロジック アナライザーを開かなければなりません。ロジック アナライザーのツール バーに参照モデルの名前が表示されます。
例
関連する例
- Inspect and Measure Transitions Using the Logic Analyzer
- Visualizing Multiple Signals Using Logic Analyzer
- Partly Serial Systolic FIR Filter Implementation (DSP HDL Toolbox)
- Fully Parallel Systolic FIR Filter Implementation (DSP HDL Toolbox)
- FPGA 用のプログラム可能な FIR フィルター (HDL Coder)
- ステートとデータのシミュレーション出力のログ (Stateflow)
- ロジック アナライザーでの Stateflow ステートの表示 (Stateflow)
- ロジック アナライザーの構成
制限
ログ設定
コンフィギュレーション パラメーター [データセットのデータをファイルにログ] (Simulink) を有効にすると、ログ データをロジック アナライザーにストリーミングできません。
Simulink.sdi.markSignalForStreaming
(Simulink) を使用してログ記録用のマークが付けられた信号と、Dashboard Scope (Simulink) で可視化された信号は、ロジック アナライザーには表示されません。[データ ストア データのログ] パラメーターをオンに設定した場合、ロジック アナライザーでは Data Store Memory (Simulink) ブロックの信号を可視化できません。
入力信号の制限
ロジック アナライザーでのログ記録用のマークが付けられた信号では、シミュレーション ステップあたりのサンプル数が 8000 未満でなければなりません。
ロジック アナライザーではフレームベースの処理はサポートされません。
64 ビット整数および 53 ビットを超える 固定小数点数については、数値が倍精度の最大値より大きい場合、数値間の遷移が正しく表示されない可能性があります。
大きい行列 (500 を超える要素) の場合と 1000 を超える信号があるバスの場合、ロジック アナライザーのパフォーマンスが低下する可能性があります。
ロジック アナライザーでは Stateflow データ出力はサポートされません。
グラフィカル設定
シミュレーションの実行中は、トリガーのズーム、パン、変更を行うことはできません。
定数信号を可視化するには、設定で [形式] を
[デジタル]
に設定しなければなりません。ログ記録用のマークが付けられた定数は、連続遷移として可視化されます。
Mode | サポートあり | 注意と制限 |
---|---|---|
ノーマル | あり | |
アクセラレータ | あり | ロジック アナライザーを使用して、[シミュレーション モード] が |
ラピッド アクセラレータ | あり | シミュレーション中にロジック アナライザーでデータは利用できません。 シミュレーション モードがラピッド アクセラレータに設定されたモデルをシミュレートする場合、以下の信号はシミュレーション後にロジック アナライザーで可視化できません。
|
プロセッサインザループ (PIL) | なし | |
ソフトウェアインザループ (SIL) | なし | |
エクスターナル | なし |
これらのモードの詳細については、アクセラレータ モードの動作 (Simulink)を参照してください。
バージョン履歴
R2016b で導入